♪灯火親しむ照明術 | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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天井から一灯、ブラリと明かりがぶら下がっているだけの照明スタイルは、そろそろやめましょう。

部屋は狭くても、広くてもそれなりの工夫はあるものです。

壁面に鏡をつけ、ソノ後ろから明かりを照らす。

フロア・ライトなど低い位置からの照明は部屋や人物を立体的に見せます。

準備ができたら、さあ、灯火親しむべし。

灯下ではありません。灯火!

<時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒>

……時(とく)秋(あき)にして積雨(せきう)霽(は)れ、新涼(しんりょう)郊墟(こうきょ)に入(い)る。灯火(とうか)稍(ようや)く親(した)しむ可(べ)く、簡編(かんぺん)巻舒(けんじょ)す可(べ)し。……

積雨 … 降り続く雨。長雨。
霽 … 雨・雪などがやんで、空がすっきり晴れる。
新涼 … 秋のはじめの涼しさ。
郊墟 … 郊外の丘陵地。墟は丘。
簡編 … 書物。
巻舒 … 巻いたり広げたりする。