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びせともや、7年ぶりのワンマンライブ『17/34』
『17/34』
日時: 2018年7月7日(土)
場所:北浜ペギースー(http://peggysue.monodachi.com)
時間:open 17:30/start 18:30
料金:大人 2000円(+1drink&1food)*子供 1000円
ボーカル:びせともや
ギター:松本京介(https://ksg-music0216.amebaownd.com)
ベース:宮迫秀行
パーカッション:柳祐樹(https://twitter.com/yanagiyuuki)
ある街の中心に、とても裕福で幸せな、
けれど短くして生涯を終えた王子の像が立っていました。
両目はサファイア、腰の剣にはルビーを飾り、
体は金箔で包まれたその像には
いつからか亡き王子の魂が宿っており、
貧しさに喘ぐ人々のことを見つめながら毎日胸を痛めていました。
ある日、王子のもとに一羽のツバメがやってきました。
王子はツバメに「哀しんでいる人々へ届けて欲しい」と
身体に埋め込まれた宝飾品を次々と託していきます。
人々が笑顔を取り戻すと同時に
だんだんとみすぼらしい姿になっていく王子は
暖かい南の国へと渡り損ねたツバメと共にゆっくり弱っていきます。
日本でも多く読み継がれた作品ですのでご存知の方も多いと思いますが、
これはオスカー・ワイルドの書いた児童小説「幸福な王子」です。
私が初めてびせのライブに行き、その歌に触れた時に思い浮かべたのが
この「幸福な王子」の物語でした。
聴く者を優しく包み込む歌声が
彼自身の心の糸で編み上げられているように感じたからです。
ボロボロになりながら人々の幸せを願う
幸福の王子が彼であるならば、想いを届けるツバメこそが歌なのだろうと。
ライブを終えたら、そっと胸元をチェックしてみてください。
そこにはきっと、小さく輝く宝石が届けられているはずです。
ツバメが迷うことなく、真っ直ぐ飛べるようにと気遣いながら
私達の胸のちょうど真ん中あたりに投げ込まれた彼の心が。
へとへとになった彼は、弱々しく、しかし幸せそうに微笑んでいることでしょう。
ようこそ、7年ぶりのワンマンライブへ。
E.W.

