色見本つきマグカップ

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マグカップの内側にカフェオレ用の色見本が印刷されている。
ミルクの濃さの目安として使える。

商品の機能と色を関連付けるというアイデア。
説明しなくても自然と理解できるアイデアというのがいい。
ただ、デザイン的には少し説明的すぎてわざとらしい。

トータルなデザインの中に自然と色見本の要素が組み込まれていて、
使っているうちに自然と意味がわかるという風だったらもっとよかった。

同じようなアイデアを深澤直人氏が提案していた。
ティーバックの先に紅茶の色のリングをつけるというもの。
使っているうちにその色と自分の好みの濃さとを、
自然と関連付けて考えるようになるだろうというもの。

こういった、人間の無意識の行為に注目するというアプローチが、
最近は評価されやすいように思う。

熱過ぎると赤く変色するカップのフタ

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・温度によって色が変化する素材を使う
・色に意味をもたせる

２つのアイデアを組み合わせた商品。

よくあるアイデアだが、コーヒーカップのフタに使うという
アイデアの落とし所がよかった。

意図が明確であり、商品としてのまとまりもよい。
また、サイズが規格化されている紙コップに使うという点も
汎用性が高くてよい。

似たようなアイデアで思いつくのは、
・座ると色が変わるイス
・温度によって色が変わるタンブラー