ブログを書かなかったこの二年
とっくんは息子のお守りをず~っとしてくれました。
息子はとっくんを兄のように慕うようになりました。
私たちに沢山の恩返しをとっくんはしてくれました。
私達には子供がいませんでした。
不妊治療もしてお金も無くなって
妊活を諦めたときに
とっくんと出会いました。
私たちはとっくんを自分たちの子供の様に
可愛がりました。
どこに行くにも一緒。
本当にみんなから愛されたとっくん
とっくんは気づいていたのかも
知れません。
とっくんが
「あの~神様。この人達に赤ちゃんを授けてください。お願いしますぅ。」
そんなことを言ってくれたのかもね~
いつも二人で話します。
去年は家族で旅行に行きました。もちろんとっくんも一緒!
どこでもいっしょ。
でも今年の花見を最後にみんなで出かける事は
出来なくなりました…
とっくんとの最後の3か月は
ほぼ介護でした。
ごはんを手伝ったり
おむつの交換
排泄介助
夜中の遠吠え
本当に嫌で嫌で
たまりませんでした。
今となってはとっくんを愛していたから
出来た事だと思っています。
別れは突然やってくるもので…
その朝、息子は理由もなくギャン泣き
とっくんに触ってからその日は保育園に行きました。
いつもは触りません。
その日は、かみさんを仕事場に送って
家に帰ると
静かに息を引き取っていました…
誰もいない事を分かっていたみたいで
抱きかかえた時には
まだ温かく静かに眠っているようでした。
次の日、とっくんのおともだちや病院の先生からお花が届きました。
そして最後のお別れの日
里親募集スタッフのKさんも来てくれました。
今は玄関でいつもみんなの帰りを待っています。
とっくんありがとう。