社会人になりたての頃、電話対応をするのが嫌で仕方ありませんでした。もともと人としゃべるのが苦手だったのに加えて、電話対応の正解というものが頭にしっかりインプットされてなくて本当に憂鬱でした。失敗を繰り返しても、明るく立ち直って新しいことをどんどん吸収できるタイプならよかったんですが、私の場合はそれとは真逆だったので毎日苦しかったのです。今でもまともな社会人の振る舞いはできていないけど、なんとなくごまかして生きているような感覚があります。

先日投稿された、にじさんじ所属の五木左京さんのショート動画では、これから社会人になる人に向けて、ありがちなミスと正しい対応を教えてくれます。五木さんはスーパーエリート営業マンとして活動されている方ですが、内容がかなり実践的です。新社会人が焦りがちな、電話対応のあるあるとして、知らない会社から電話がかかってきた・分からないことを聞かれた・担当者が席を外している、などの新人が焦りそうな場面を例に出して間違った対応と正しい対応を見せてくれます。

 

 

 


動画内で五木さんは「新人の役割は、正解を出すことではなく、正しい人にパスを回す中継地点になること」と言ってくれています。この考え方ができるだけでも、電話対応への恐怖感はかなり和らぐと思います。失敗して自信をなくす前に考え方だけでも知っておけると、その後の精神の安定にすごく違いが出ると思います。

五木左京さんは、にじさんじが2023年に募集した「スーパーエリートライバー」として、2025年4月に精神科医の一橋綾人さんとともにデビューされました。スーパーエリートライバーの条件としては、医師、弁護士、美容師、ビジネスマンなど、専門知識や優れた技術・実績を持つ人という事でした。この募集要項を見た時私は「そんな他分野で活躍してる人が事務所所属のVtuberなんかできないでしょ。どんだけ忙しくなるん」と思っていたのですが、できる人はできるんですね。

にじさんじにまともな社会人であることを売りにする人が入ってきて、コンテンツの幅も広がり、今までとは違う視聴者層も取り込めそうですね。これは本当ににわか視聴者の勝手な偏見なのですが、今までいたライバーさんたちが永遠に学生の人とか、人間じゃない人とか、異世界から来た人とか動物、みたいな感じなので逆に多様性になってる気がします。

前もって「社会に出た後のお約束」を教えてくれるコンテンツが、もっと世の中に広まればいいですね。私が社会に出る前にもたくさんあってほしかったです。中学高校時代から、学生が好むようなコンテンツに紛れ込ませるような形で、大人になった後の立ち居振る舞いを教えてくれるメディアがあるとよかったなと思います。私みたいに、直接人と接すると対人緊張で頭が真っ白になってしまうタイプは、動画や文章で学ぶほうが情報が入ってくるかもしれません。

 

私はもう完全に大人になって、人としては割と手遅れの部類なのですが、これから新社会人になる方、社会に出たばかりであたふたしてる方には、人生いい事ばかり起こって幸せに過ごしていただけるといいなと思います。