★★★★☆


HOSTAGE=人質。

タイトルどおり人質事件に立ち向かうブルース・ウィリス主演映画。


今回は人質交渉人の役。

「交渉人 真下正義」でお馴染みのネゴシエーターってやつ。

ユースケファンの私でも素直にゴメンナサイしてしまうくらい、やっぱり演技が微細にわたっていて犯人とネゴシエーターのやり取りのハラハラ感といったらなかった。


ホステージはもともと2001年にAMAZON.COMでベスト・スリラーに選ばれているサスペンス小説。


だけど、映画化にあたって脚色が入りさらにリアル感が増している。

痛いし、怖いし!

最初から最後まで息をつかせぬっていうのは、まさにこれよねって感じだ。

PG12指定だけれど、それでも厳しいくらい暴力シーンがすざまじい。

ブルース・ウィリスにしてみたら、これまでで最高の出来といえる作品なんじゃなかろーか。


一番印象に残ったのは犯人役のベン・フォスター。

彼の演技は鳥肌もんだった。

ベン・フォスター演じるマースという青年の映画を別に作ってもらいたいくらい興味を引かれた。


ブルース・ウィルスと前妻デミ・ムーアの娘、ルーマー・ウィルスが映画の中でも実の娘役を演じていて、両親の離婚を危惧しているあたりは、狙ったキャスティングなの?って感じもするが。


アクション・サスペンス映画の好きな人なら迷わず観に行かれるのをおススメします!