今日は何も動きが無く、仮想通貨相場も取引量が減少し、全体的に
下げ下げでした
昨日から持ち越したライトコイン（LTC）ちゃん、もとの水準にもどりました
わたしは売りも買いもせず、チャートをチェックするのみ
何のネタもありません・・・・。
ちなみに、現在の含み益、総額195万円ほど。
昨日から30万円ほど減りました（ちなみに月給は額面23万円です
）
一応、会計事務所職員なので、税金のお話でもしましょうか。
とりあえず、個人の確定申告の場合。
仮想通貨（暗号通貨）の売買に係る損益についての所得税法上の取り扱いなんですが、これはまだ国でもハッキリとした回答が出せない（方針が定まっていない）状態なのです。
一般個人として、国税局の電話相談センターで確認した結果でした。
現状、公的年金等以外の雑所得または総合課税の譲渡所得になる可能性が高い、消費税についても課税取引なのか非課税取引なのかは、ハッキリ定まっていない（課税取引にはならないと思うんですけどね～）、という感じなのです。
なので、ここからは多少推測が入りますが、大きなズレは無いと思います。
雑所得として課税される場合、課税対象となるのは「1月1日～12月31日の売却益」で、含み益は対象にはならない（このあたりは株式等の売買と同様）でしょう。
雑所得なら、この「売却益」から必要経費を引いた残額が正味の課税対象となります。
必要経費には、売買手数料や銀行からの送金手数料は含めることができます。
また、仮想通貨を勉強するためにセミナーに参加してたり書籍を購入していたら、それも必要経費にできると思います。それ以外では、セミナー参加のための移動費、トレードや通貨保管専用（これ大事
）のPCやタブレットの購入代金、情報交換等のための飲食費等も含めることができると思います。
サラリーマンやOLの場合は、お給料やボーナス（うちの事務所は寸志のことをボーナスといいます）の額面金額（残業手当や出張手当を含みますが、通勤手当は含みません）から給与所得控除額（最低65万円、詳しくはググってください）を差し引いた金額（源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」＝「給与所得の金額」）がありますので、先ほど計算した正味の「雑所得の金額」と合算したうえで、所得税が計算されます。
合算した額すべてに税金がかかるのではなく、そこから「所得控除」というものを差し引きますが、所得控除についてはわたしより遥かに分かりやすく説明しているサイト等がたくさんありますので、割愛します。
合算した金額－所得控除の合計額＝課税対象の金額（課税総所得金額）です。
この、課税対象の金額がいくらかによって、所得税率も変わってきます。
195万円以下 5％
195万円超 330万円以下 10％
330万円超 695万円以下 20％
695万円超 900万円以下 23％
900万円超 1,800万円以下 30％
1,800万円超 4,000万円以下 40％
4,000万円超 45％
（上記の税率＋住民税一律10％）
ちなみに、「195万円なら5％なのに、196万円になったら10％になって倍の税金を納めなきゃならなくなる！」と思ってる人が多いのですが、それは違います。
例えば、課税対象の金額が300万円だったとすると、300万円のうち195万円は5％で、残りの105万円部分のみ10％、として計算されます。
わたしの場合でしたら、お給料と賞与と残業手当を合わせて年間350万円くらい。
仮想通貨の含み益を、すべて今利益確定したとすると、200万円くらい。必要経費はゼロ。
給与所得の金額＝227万円ほど
雑所得の金額＝200万円
合計427万円
所得控除の合計額（源泉徴収票が今手許にないのでテキトーですが）たしか80万円くらい。
427万円－80万円＝347万円（課税対象の金額）
所得税は・・・・
195万円×5％＋135万円×10％＋17万円×20％＝266,500円
案外安い・・・・（さすが安月給）
この266,500円から毎月源泉徴収されている所得税を差し引いた分が、確定申告での納税額となります。
ちなみに、住民税は35万円くらい
住民税は次の年の6月から、お給料から引かれるか自分で4回に分けての納付になります・・・。
