約10年前、ミシェル(私)が某乗馬クラブでスタッフ補佐をさせて頂いた時に、鞍傷のある馬達をケアさせて頂いた時の話です。
今も同じ状況で悩んでいる方々のご参考になればと思い書きました。
治療方法、対処方法、考え方等、現在と違う可能性がございます。
馬や環境によっても違います。
そして何より内容がシビアです!!
素人が書いたうる覚えの約10年前のことです!
自己責任でご覧下さいね。
ご理解頂ける方のみ、ご参考程度にご覧下さい。

当時の乗馬クラブ
鞍傷を理由に休馬させる事は無理で、鞍傷による発熱がある場合は休馬することができました。
あと重症の鞍傷の馬も休馬になっていたと思います。
鞍傷がある馬達はレッスンにでなければいけませんでした。
会員からの苦情で、乗馬クラブ全体で鞍傷のある馬達のケアに取り組むことになったと思います。(うる覚えですみません;)
私はレッスンでは鞍傷のある馬に乗る機会がなく、担当スタッフの馬にも鞍傷のある馬がいなかったので、主に鞍傷のある馬達の夜のケアと、レッスンの馬装のお手伝いをさせて頂きました。
馬装
絶対に鞍が鞍傷にあたらないように、馬に合わせて馬装しました。
今はいろいろと鞍傷用のゲルやパッドなどが販売されていますが、当時はあまりなく。。。ですが、工夫次第で、馬に合わせた馬装は出来ました。
※鞍傷がなくても、その部分が白い毛になっている馬は、過去に鞍傷のあった馬です。
セーム皮
水にぬらして硬くしぼってたセーム皮を直接鞍傷に置いてから馬装しました。
アクションシートを直接置くよりも良かったと思っています。
自馬会員の中でも鞍傷予防でやっている人もいました。
※乗馬クラブに、鞍傷のある馬達にセーム皮を買って使用を義務付けて欲しいと申し出ましたが、却下されました;;(当時はアクションシートを持っている会員が少なかったのです。クラブ用のアクションシートもまだありませんでした)
自腹で何枚か買い、クラブの許可を得て、鞍傷のある馬が馬装される前にかけつけてセーム皮を使ってもらい、レッスンが終わったら回収していました。
私の他にもう1人やっていました。
自腹で購入して自分の担当馬専用のセーム皮を用意していたスタッフもいました。
鞍下ゼッケン(鞍傷ゼッケン)
※当時の鞍下ゼッケンは丈が短く、ゼッケンとしては使用できませんでした。
中にいろいろとつめれました。
ゼッケンに入れる綿(?)の量を馬体にあわせて調節しました。
タオル1枚ですむ馬もいれば、最初についていた綿の2倍の量が必要な馬もいました。
馬装:セーム皮→(会員がもっていればアクションシート→)鞍下ゼッケン→ゼッケン→鞍
馬装:(会員がもっていればアクションシート→)鞍下ゼッケン→ゼッケン→鞍
おまけ
サドルクッション&フォームバックパッド・バックパッド
私がした馬装ではありませんが、フォームバックパッドをサドルクッションの下に突っ込んだ馬装をしていたスタッフがいました。めちゃくちゃぴったりしていて感動したのを覚えています。
馬装:セーム皮→アクションシート→サドルクッション→フォームバックパッド→ゼッケン→鞍
ただこれはとても見栄えが悪く。。。乗馬を楽しんでこられる会員様には不評で、フォームバックパッドははずされてしまいました。
ケア
全レッスン終了後の夜に、鞍傷のある馬全頭を洗い場に出して行いました。(十数頭いたと思います)
当時は、鞍傷をとにかく乾かすことを行いました。
ドライヤーでかわかす
1番効果がありました。
2、3日くらいで鞍傷のテカテカがなくなり薄い膜が出来てきたと思います。
怖がる馬もいるので、注意が必要です。
みょうばんをつける(吹きかける)
鞍傷に吹きかけていました。
結構、良かった気がします。(無責任な言い方ですみません;うる覚えで;;)
鞍傷にガーゼをあて、周りをテープでとめる
運動中にガーゼがずれて、悪化させてしまうことが多かったです。
厩舎の中でもとれている事が多く、ガーゼをみつけるのに一苦労。
絶対にはずれないようにと、テープをがっちりつけたら、今度はテープが剥がれなくなっていました。
毎日、数分テープ部分に流水(お湯)をあてて、翌週くらいに取れていたと思います。
バックマッサージゲル(オイルもあります)
今はいいものがあります
リンク貼っていいのかわからないので、ぐぐって下さい!
鞍傷部分に使用すると、内出血を伴う鞍傷、外傷を伴う鞍傷のどちらにも効果的で治癒を早める働きがあります。
キズや皮膚の炎症があっても使用で来ます。
ご使用は、必ず所属クラブにご相談下さいね!
当時、やらせて頂いて思ったこと。
やってもやってもきりがない。いたちごっこでした。
やっと直ってきたと思ったら、たった1日でまた皮膚が見えてテカテカになっていたり。。。
当時は【馬の様子をみて対応する】ではなく、【会員から苦情がきて対応する】という感じに思いました。
会員数約2400人(休会会員含) 会有馬約110頭 そして鞍傷の対応に夜きたスタッフは5~7人程度だったと思います。
全員の理解と協力がなければ無理のような気がしていました。
そして次の苦情がくればその対応におわれ、いつの間にか鞍傷の馬達のケアも、まだ全頭なおっていないのに、自然消滅しました。
実際私も、いつの間にか鞍傷のケアへの参加はしていなくなっていました。
私もそうでしたが、鞍傷に対する考え方がとても甘かったです。
また鞍傷のある馬達だけでなく、他にも休みが必要だと思う馬達がレッスンにでていました。
鞍傷に限らず、休みが必要と思われる馬達がレッスンに出ている。。。
どうしたらいいのかわかりませんでした。
今も考えているのですが、どうしたらいいのかわかりません。
