何でも食べられる体に変えて行くのには根気が必要 | 迷惑かけずにぽっくり逝く、すこやか邦のこだわり健康作法

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お客様の中に、チョコレートにアレルギーをお持った方がおられました。アレルギーの症状としては「下痢」で、便秘ぎみの時に食べると便秘が解消できるとの事でよく摂っていたようです。アレルギーの蓄積が多かったので、基本栄養素コース、慢性病基本コースを終了して、現在症状別減感作コースを継続中でした。

そのお客様から、いつものようにチョコレート食べても便秘が解消されず、むしろ便秘が酷くなって気持ちが悪くなってしまったとお知らせ頂きました。さっそく確認してみると、「チョコレート」単独のアレルギーはセラピーの中で既に減感作されていて見つかりませんでしたが、チョコレートに結びついた以下のアレルギーが見つかりました。

チョコレート+寒天
チョコレート+バナナ
チョコレート+チーズ
チョコレート+白米
チョコレート+わかめのハンペン
チョコレート+ソフトせんべい

そして、これらのアレルギーが全て「便秘」に関わっていたのです。これでは便秘が酷くなるのもうなずけます。これらのアレルギーを減感作したところ、程なく便秘の症状は改善したそうです。

この事例のように、食物アレルギーは、単独のアレルギーより、他の食材と結びついたアレルギーの方が圧倒的に多いのが実態だと思います。単独のアレルギーは、基本栄養素コースの中でたいがい減感作してしまいますので、その後に残っているのは、「組み合わせのアレルギー」になります。組み合わせのアレルギーは、アレルゲンの組み合わせが無限に考えられる訳で、あらかじめ減感作するのは不可能です。ですから、日常生活の中で何らかのアレルギー症状が出たら、その時に食べた食材をリストアップしていただき、その食材の組み合わせの中からアレルギーを探索する事になります。

面倒でも、この作業を繰り返す事によって、だんだん食べられる食材が増えて行き、やがて何でも食べ得られる体に変化して行きます。今まで食べられなかった食材でも、積極的にトライしていただき、アレルギー症状がでたら、その時の食べ合わせをお知らせ頂く事をお勧めします。