阪神は23日、兵庫県西宮市の球団寮でキャンプに向けたコーチ会議を開き、ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=の1軍スタートを決定した。
球団の高校出新人投手では極めて異例で、和田監督は開幕先発陣入りについても「キャンプ、オープン戦と段階をクリアしていけば可能性はゼロではない」と述べた。昨年の高校野球甲子園大会で春夏連覇し、ドラフト会議では4球団に1位指名された大型右腕は「しっかり頑張ろうという気持ち。まずは練習についていくことが大事」と気を引き締めた。
1軍キャンプは2月1~22日に沖縄・宜野座で行い、新人では他にドラフト4位・小豆畑眞也捕手(24)=西濃運輸=、右肩に故障を抱える新井貴浩内野手(35)、新戦力の福留孝介外野手(35)、西岡剛内野手(28)、日高剛捕手(35)らの参加も決まった。
藤浪晋太郎投手「既に捕手を座らせて投げられる状態だが(ペースを)抑えることも必要。1年間投げられる体をつくっていきたい」