第94回全国高校野球選手権・最終日(23日、大阪桐蔭3-0光星学院、甲子園)
決勝は大阪桐蔭(大阪)が光星学院(青森)を下し、史上7校目の春夏連覇を達成した。2安打で完封したエース藤浪は、春夏連続で優勝投手となった喜びを語った。
藤浪は「自分たちがやってきたことが間違いじゃないと証明できてうれしいです」と春夏連覇の偉業を喜んだ。
強打を誇る光星学院打線から、150キロを超える直球と鋭い変化球を武器に14三振を奪い、わずか2安打で完封。
3番・田村、4番・北條の主軸を2人合わせて8打数1安打、4三振に抑えた。「バッティングがいいチームだが、粘って抑えることができました。(田村、北條の)2人がキーマンなので、しっかり抑えようと思いました」と満足した様子だった。
全国制覇を果たした聖地・甲子園については「目標の場所で、いい思いが出来て最高の舞台でした」と感慨に浸った。