阪神・金本知憲外野手(44)が28日の中日戦(ナゴヤドーム)で安打を放ち通算安打数を2500本とした。プロ野球史上7人目。
プロ初安打は広島時代の1993年8月8日、ヤクルト・山田勉から。平成以降入団選手では初の快挙で、44歳2か月での達成は史上最年長となった。
前日(27日)に1安打を放ちリーチをかけていた金本は、七回の第3打席で岩田から右翼線へ二塁打を放った。
今季は2447安打で開幕。4月10日に土井正博(西武)の2452本を抜き、歴代9位とすると、5月8日に長嶋茂雄(巨人)を超える2472安打。5月26日には2482安打で立浪和義(中日)を抜いて歴代単独7位に浮上した。
歴代5位は衣笠祥雄(広島)、福本豊(阪急)の2543安打。2500安打は1991年に門田博光(ダイエー)以来、21年ぶりの達成となった。