楽天の1軍27選手が28日、東日本大震災の被災地である宮城・名取市内の不二が丘小学校を訪問した。
選手会の強い希望で開幕2日前にもかかわらず、今回の被災地支援活動が実現。
同校と閖上(ゆりあげ)小の生徒228人とラジオ体操、球入れ競争などで触れ合った。
マイクを手に司会進行役を務めた嶋選手会長は「少しでも子供たちの力になれれば、という思いでした。子供たちにもらった元気を30日の開幕戦にぶつけたい」と意気込んだ。
腰痛で離脱中のキャプテン松井も駆けつけた。
子供とのリレー対決でアンカーを務めるなど、笑顔を振りまいた田中も「楽しかった。喜んでもらえて良かったですね」と初の開幕投手へ向け、リラックスした表情だった。