楽天春季キャンプ（１２日、久米島）楽天・星野仙一監督（６５）が１２日、２軍の練習を初視察。
ドラフト２位・釜田佳直投手（１８）＝金沢高＝のブルペン投球を見守った。
午前１０時１５分、本球場から出発した星野監督が向かったのは、約１０キロ離れた２軍が練習する仲里球場。
お目当ては、岩隈（マリナーズ）がつけていた背番号２１を託されたルーキー釜田のピッチングだ。
捕手を立たせたまま直球のみ、５０球を投げた１８歳に目を細めた。
「いいボールを投げとったよ。フォームもクセがなくていい。きのうの井坂や戸村のひどい投球を見とったら、夏過ぎには（１軍に）必要になるかもしれんな」
１１日の紅白戦で打ちこまれた２投手を引き合いに出し、新人右腕を評価した。
開幕ローテ入りが決まっているのは、田中と塩見の２人のみ。
将来性豊かな釜田には体作りを優先させる方針だが、台所事情が苦しくなれば、早期１軍の可能性もある。
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