西武・栗山巧外野手(28)が20日、埼玉・所沢市の西武第2球場で自主トレを公開した。
今季から主将に就任したのを受け、著名経営者の著作を読破することを決意。
リーダー論を学び、V奪回を狙うチームを引っ張る。
リーダーのあるべき姿とは? 今季から渡辺監督からチームの新主将に指名された栗山が、リーダー論を独学することを誓った。
「主将は初めてで具体的なイメージがない。有名な経営者の方が書かれた本に興味があって読んでみたいんです」
大企業のリーダーたちが経営哲学を語るビジネス書は世のサラリーマンたちの売れ筋だが、特に栗山が熱視線を送るのが宿敵ソフトバンクの孫正義オーナーの著作群だ。
同社を世界的な企業に成長させた経営理論と戦略を学ぶのが狙い。
「投手と野手の間をうまく取り持ちたい」と責任感をみせた。
この日は雪降る所沢で自主トレを公開。フリー打撃でビデオで撮ったフォームを念入りにチェック。心身ともに気合十分のニューリーダーがチームを導く。