楽天・星野仙一監督(64)が18日、分析力強化のため、スカウト陣を“臨時スコアラー”とするプランを掲げた。
5位に沈んだ昨年の反省を踏まえ、戦力を向上させる。
低迷のターニングポイントは交流戦だった。
「交流戦とシーズンの借金がほとんど同じ。ソフトバンクは、交流戦のおかげで優勝へ行った」。
昨季の交流戦は、9勝13敗2分で9位。
ソフトバンクとはその期間だけで、9ゲームも離された。
その理由は、相手チームのデータ不足。楽天のスコアラーは4人で、10人前後を擁する球団と比較すると半数だ。
「セの試合を見に行けば、2チーム見られるのに、ウチにはスコアラーが少ない。キャンプの時期に、12球団の戦力を調査しないといかんのに。今更数が増やせないなら、スカウトが見に行ってもいい」と指揮官。
スタッフもチームプレーで勝利を目指す。