日本野球機構（ＮＰＢ）とプロ野球記録のデータ処理を請け負う電通との交渉がこじれている問題で、ＮＰＢは２８日、データ処理の新システムを検討してきた小委員会を改組する方針を決めた。
来年１月１０日の臨時実行委員会でメンバー構成など具体策を話し合う。
ＮＰＢは２０１３年の新システム導入に向け、電通に１２年のみの契約を求めるなどの仮処分を申請。
しかし来季の記録処理が滞る可能性が出てきたため、２２日に仮処分の申し立てを取り下げていた。
２７日に電通に関係修復を求めた加藤良三コミッショナーは「記録が途絶えるのは大打撃。前に向かって歩きましょうという気持ち」と話した。