「ジョージア魂賞表彰式」
日本ハム・栗山英樹監督(50)が12日、来季の4番に中田翔内野手(22)を“指名”した。
2人はそれぞれ選考委員、ノミネート選手として都内のホテルで行われた「ジョージア魂賞」の表彰式に出席。本人を目の前にして、栗山新監督が中田への熱い思いを口にした。
中田の来季タイトル獲得の可能性について話が及ぶと、指揮官が「もちろん早く取ってほしいけど、1番のタイトルは何かと考えた時に、ある意味、優勝チームの4番。
まずはそのタイトルを与えてあげたい」と答えた。つまり「4番・中田」で優勝ということだ。
さらに、中田が清原和博氏を尊敬していることにも触れた。
「キヨは無冠の帝王だけど、西武を何度も日本一に導いた。憧れがあるのなら、そこに自覚を持って欲しい。試合に負けたら自分のせいと思って欲しい。(中田は)それぐらいの選手」と、期待を込めて言葉を投げかけた。
中田も「そういうふうに見てもらえるのはありがたい。今年もチャンスをつぶして(敗戦は)自分のせいだと思ったことはあった。勝つことを意識して頑張りたい」と反応。
今季は6月末から58試合連続でストップした4番の座。来季は守り通す。