日本高校野球連盟が若手指導者育成のため開いている「甲子園塾」(塾長=山下智茂・日本高野連技術・振興副委員長)の今年度第2回は最終日の4日、大阪・高槻北高グラウンドで実技講習があり、3日間の日程を終えた。
報徳学園(兵庫)の永田裕治監督は二盗の際の捕手の送球について「やり投げをイメージして、右脚に体重を残してから投げるように」と説明。
バッティングで肝心な点としては「(右打者は)右手の使い方が大切。ソフトボールを打たせ、右手で球を押し込む重要さを(選手に)体験させたこともある」と指導法を語った。
閉講式では、参加した監督や部長ら27人を代表し、
大磯(神奈川)の今井庸平監督が「(講師たちが)愛情を持って生徒と接していたことが印象に残りました」と語った。