誰が敵? その迷いがおもしろい! 『アサ | vipatafoのブログ

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はい、ユービーアイソフトブースで気になるオトコ発見! ってオカマじゃないですよ、キャナ☆メンですよっ! とまあ、気になるオトコといえば彼です、エツィオ・アウディトーレです. 『アサシン クリードII』で主人公だった人物ですね. そして今、彼の次なる物語として12月9日に発売を控えているのが『アサシン クリード ブラザーフッド(以下、ブラザーフッド)』. インタビュー にも掲載されていますが、乗馬の要素や、アサシン教団など、さまざまな新要素が追加されることで期待の本作. 中でも気になるのは、プレイヤー同士が暗殺対象として狙い狙われるマルチプレイではないでしょうか. ということで、ユービーアイソフトブースの目玉、『ブラザーフッド』のマルチプレイを遊んできました! まずはムービーを堪能 試遊スペースはクローズドになっていて、入ると最初に『ブラザーフッド』の特徴を紹介したムービーをスタッフさんの解説付きで見ることができます. 前作の続き、ということで物語の始まりは1499年になる模様. モンテリジョーニらしき街で、ご婦人との情熱のベッドコミュニケーションにふけこんでいたエツィオは、イタリアルネッサンス期を代表する人物、チェーザレ・ボルジアの率いる軍勢に突如襲撃を受け、敗北を喫します. ここから2人は、『ブラザーフッド』においてライバルとなるようです. 余談ですが、1499年といえば、史実でチェーザレは、前作にも登場した女傑カテリーナ・スフォルツァの領土へと侵攻を始めた年. 『II』において、当時の世界観や生活観を表現した街並みの描写と、史実のウラをみごとに突いた骨太の物語も魅力だっただけに、2人の因縁の始まりが1499年であるのは、いろいろと妄想がふくらんでしまいます. ちなみにムービー解説では、乗馬が重要であることや、大砲が操作できるようになったこと、そして何といってもアサシン教団が熱いことも紹介してくれました. 詳しくは インタビュー を参照していただければと思いますが、メンバーはひとりひとりカスタマイズできて、装備する武器によって戦いのスタイルが変化することも付け加えておきます. また、エツィオ自身のアクションもかなり強化されているようで、ムービーでは特に、アサシンブレードに装着した小型ピストルを、接近戦にも織り込んだアクションがかっこよい! 味方などいない――けれど敵が誰かもわからない ゲームを紹介してもらったら、次はいよいよ8人入り乱れて暗殺しあうマルチプレイへ! ここでひと通りのルール説明や操作方法をレクチャーしてもらいます. 舞台は、立体的に入り組んだ地形をした街中. この複雑な地形の中を無数のNPCが闊歩(かっぽ)し、放り出されたプレイヤー8人は、画面右上に表示される暗殺対象(他のプレイヤー)を"間違えることなく"見つけ出して仕留めことのが目的になります. 仕留めるほどポイントを獲得し、制限時間に達した時点でポイントの多いプレイヤーが勝利. 要は新宿で鬼ごっこをやるようなもので、人波に隠れながら、背後からひっそりとタッチならぬ暗殺をするわけです. ルールだけ聞けばシンプルだと思います. けれど、この勝負に奥深い駆け引きを生んでいるのが"街中を歩くNPCはいずれかの操作キャラと見た目が同じ"であること、それ以上に、どのプレイヤーが自分を狙っているのか――敵が誰なのかわからないという点です. これが疑心暗鬼を生む. プレイヤーが選択できるキャラ(職業)の一例. 街中にもこんなヤツらがうろついています. 普通のマルチプレイ対戦ゲームであれば、チーム戦なら敵味方がはっきりしているし、バトルロイヤルなら自分以外は全員倒せばいい. 作品によっては変わったルールもありますが、敵の区別はシンプルなケースが多いと思います. けれど『ブラザーフッド』では、走ったり壁を登ったり、明らかにNPCはしない動きのキャラ(他のプレイヤー)を発見しても、それが敵かどうか判断が必要です. 殺していいのは、自分のターゲットか、自分をターゲットにしているプレイヤーだけなので. そして、自分を狙っているのは誰なのかわかりません! だから他のプレイヤーを見た時に、そのキャラを無視していいのか、避けるべきなのか、迷いが生まれる. ましてや『アサシン クリード』では、街ゆく人の流れに紛れて歩くことで身を隠すのが基本プレイ. NPCとプレイヤーキャラは同じ顔をしているから、自分に近付いてくるキャラがいる時、警戒すべきかどうか. そして自分がターゲットに背後から近付くように、画面外から敵が近付いているのではないのか――何度か殺して、殺されるうちに疑心暗鬼に陥ってきます. 人を見れば、それが敵か否か迷う. まるで、ローマで権力争いに勤しむ、バチカンの人間のようではないですか. かといって、慎重すぎてはポイントがなかなか稼げません. それに、ターゲットの位置は、プレイヤーキャラの直下に表示されるレーダーが教えてくれるので、狙う側が圧倒的に有利です. モタモタしていると殺される確率が高まります. そして私が「このゲームおもしろい! 」と思った瞬間. ニューバランス 店舗 それは、ターゲットを仕留めた直後、他のプレイヤーに暗殺された時でした. いつ何時も油断できない. 油断したら殺される. 迷ったらポイントが取れない. 駆け引き. コンクラーベで、法王の座を狙う枢機卿(すうきけい)のごとく駆け引きですよ! プレイを振り返って とはいえ、TGSでの体験では、言うほどの駆け引きはなかったです. そりゃそうだ、みんな初心者ですもん. でも、ゲームに慣れてくれば、高度な駆け引きが生まれる作品だと思います. これは疑心暗鬼にならず言えます. 「マルチプレイおもしろい! 」 ちなみに、残り1分くらいで一度は1位になったのですが、すぐに逆転され、残り30秒で脇目もふらずターゲットを追っかけたら相手は屋根の上にいて、目前まで迫ったところで時間切れ――あのプレイヤーが絶対に1位だと確信しています(笑). (キャナ☆メン).