バイオリン教室ドルチェ 広島

バイオリン教室ドルチェ 広島

広島市で運営しているバイオリン教室ドルチェのご案内ページです。
日々の教室の様子や発表会の要項などを随時アップしています。

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マイヤ・バンク(アウアーの教本に基づく指導書)を入手、


教室の生徒さんたち、老いも若きもコツコツとボウイングに取り組んでいる。


音色・音程・リズム という音楽の三要素の中の 音色 を造り出すことについて考える。


右手をやわらかく、丸く弓を支え、元から先まで長く音を紡いでいく。


一本の弦でのゆっくりな弓、速い弓、それらのコンビネーション、


そして移弦、ダブルトーンでもバランスを崩さないように…!


楽器を支える姿勢や顎への挟み方にも注意して、力が入らないように。


まだ二週間しかたっていないけれど、音が変わってきている気がする。


大きなホールでも、小さなサロンでも、デッドな防音室でも


自分の楽器がしっかりと語りかけてくれる音色をつかんでほしい。







姿勢


運弓(ボウイング)


音程


リズム


音色


表現力




…これらについて考えながら練習してほしいなと。


思っている。



レッスンではさほどでもないだろうけれども、舞台に上がった時の緊張感。


大人の方で「合奏は好きだけどソロは無理です…」


といわれる方も多いし、


子どもたちも合奏は楽しく、どちらかといえばそちらに逃げてしまう傾向にあるのかなと思う。



確かに。一人で舞台に上がる時のあの頼りない感じはどうにかならないものだろうかと


弾く時だけでなく、聴いているほうもどきどきする。



「先生は緊張しないんですか」


ときかれる。


緊張します。 



しかしその緊張感が一発逆転ホームランのような奇跡やら感動をぐぐっと生み出すことがあるんです。


それは、合奏ではみんなの力をあわせた大きな力ですが、ソロで生み出す感動は、一人の小さな人間から放た

れる


果てしない可能性の広がりをもっているように感じるのです。


目に見えない、音との対話。体全体が音になってその曲に入り込んでいく。その曲になっていく。


自分が「自分」でなくなる瞬間。


自分を何者かに預ける、委ねる瞬間。


それが超緊張状態にありながら、奇跡のおこる瞬間かなと


思います。




小さなこどもたち、  小さなこどもたち、


ぜひそれを早いうちに体験してほしい。


舞台が怖いのではなく、


舞台があなたたちが一番輝ける場所になるように!


バイオリンを弾いているあなたたちが一番好きな自分自身であるように!


怖さを乗り越えてほしい。




そのためには、安定した基礎力、テクニック、そのための練習の絶対量が必要です。


あと、よく食べて、よく遊んで、よく寝ること。


です。





五月六日、ゴールデンウィーク最終日、発表会でした。


広島西区民文化センタースタジオにて


総勢18名の出演、プログラム20項目の活気ある会となりました。


出演者の皆さま、ご家族の皆様、お疲れ様でした。


リハーサルの合間にケーキを食べたり、子どもたちは縦横無尽に走り回ったりと


わきあいあいとした雰囲気でした。



あれやこれやと準備を進める中でも


集まってくださった皆さんの楽しそうな表情を見ることができるのが


私の幸せであります。



子どもたちのまだまだ伸びしろのある演奏をききながら、


「カイザー」をもっと練習してほしい、また、「カイザー」に導入するための良い教則本はないものかと


考えていました。



自信は、「アウアー」「セブシック」を幼少時に弾きました。


「ボウイング」も毎日練習してほしい。



子どもたちには辛口なカトー先生のコメントでした。


続きます・・・




昨日は5月6日に行われる発表会のリハーサル。


合奏“パッヘルベルのカノン”も総勢12名三部編成で混乱することなく弾き終えられた!


三歳の子が参加しているキッズ合奏もかわいらしく、楽しい時間を過ごした。


当日が楽しみ。

3月1日、広島市、西区にあるヴァイオリン教室ドルチェのブログを再スタートしました。


ぼちぼち更新していきます。


宜しくお願いします。