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- 親子でバイオリンに取り組むlargo家の様子を綴ったブログです。
こんにちは
暑い日が続いたり、かと思えば、雨が降って湿度が高かったり・・・
湿度はバイオリンにとってちょっとやっかいな存在ですね。
調弦は狂うし、ペグは回りにくいし・・・
ある日の大学構内・・・食堂と同じ棟内に学部生さんが使用できるミーティングルームがあるのですが、(ちなみに、私が学部生のころはこんなお部屋なんてありませんでした)たまにそこで楽器の練習をしている学生さんを見かけます。
先週のこと、学部食堂でお昼を食べて、仕事場に戻ろうとすると、あ、ミーティングルームでどなたかバイオリンを練習しているな、という音が聞こえてきまして。
ん?・・・知っている曲だ・・・
これは、モーツァルトのバイオリンコンチェルト、5番の1楽章ではないですかーー
オーケストラの前奏が終わってから始まる、ソロバイオリン。
波ひとつない静かな湖面の上を滑り出すような出だし・・・
そのメロディが終わったら、次は光と生命力に溢れんばかりの、伸びやかなメロディ。
2人の人間が軽快に対話しているように聞こえる部分もありますよね。
小鳥が地面をぴょんぴょん跳んでいるのか、子供がスキップしているのか、そんな事を連想する所もあったりしたり。
モツコンを遊び弾きするなんて、、、
なんて、なんて贅沢なんでしょうー
私も急激に相棒を弾きたくなりました。
さて、3週間くらい前になりますが、
お花屋さんでクチナシの花を買って帰りました。
お花屋さん曰く
「クチナシの花が入荷するのはとても珍しんです。
花の色は、すぐに茶色っぽくなってしまうと思いますが、
とても良い香りは続くので、
ちょっと色が悪くなっても愛でてあげてください。」
とのこと。
確かに3日くらいで茶色くなってしまったのですが、
とてもとても良い香りを楽しめました。
クチナシの、この肉厚の葉っぱとか、強めの香りに
生命力を感じてしまいます。
夏は暑いですけれども、やはり輝かしい季節なのだな、そう思うのです。
さて、生命力つながりで、
最近のお稽古について書きたいと思います!
引き続き、学習しているのが、
ブルッフのバイオリンコンチェルト1番3楽章
こんなに生命力に満ちあふれた、エネルギッシュな曲は弾いたことがありませんね。
3 FINALE の下の行。Allegro energicoと書いてあります。
エネルギッシュに、そして軽快に
さてさて、この曲も長く練習してきて、ようやっと音楽的な議論を先生と出来る様になってきました。
先週のレッスンでは、「もうちょっとテンポあげれたらいいですね~」とのこと。
この曲が通しで弾けるようになる(かもしれない)なんて、本当は期待していなくて。
途中の譜読みで、あの素敵なSul Gの 18禁メロディ(誰が18禁や!?)の所まで弾けたら御の字、と思っていたのに、気づいたら最後まで譜読みしていて。
以下、この3楽章に関して、レッスン時の先生からのコメントの変遷。
先生「3楽章は難しいので飛ばしますか?モツコンの3番も勉強になりますよ」
先生「さわりだけ弾くことにしますか」
先生「おや、譜読み進みましたね」
先生「最後まで、譜読みしましたね!」(エライエライ~~)
先生「速く弾こうなんて思わなくていいですからね。」
先生「この曲は難しいですが、メンデルスゾーンを弾いた人ならイケます!」
先生「largoさんはメンコンの方が難しいと思っているかも知れませんが、今、largoさんがメンコン弾いたらあのときよりずっと楽に、うまく弾けますよ。」
先生「だんだん全体のレベルが上がってくると、細かいところが気になってしまいますね。」
先生「もっとエネルギッシュに弾きましょうか」
先生「もっと脱力して、でも強さは残して」
先生「次はもっとテンポアップしましょう」 ←いまここ。
ブタもおだてりゃなんとやら・・・?
それにしても、先生のご指導が凄い
絶対に自分だけでは頑張れません。
そんなブルッフの3楽章。
通し弾きの動画を行ってみましょう
ちなみに、間奏はでたらめな私の鼻歌になっています(え?!?!)
そして、今日の午前に撮影した一発撮り、
今までアップしてきた動画の中で一番酷い演奏かもしれませんーーー
途中で詰まっているところがあります
ご容赦ください
それでは、心が強い人だけ見てくださいね。
行ってみましょう、かあちゃんの「ブルッフ バイオリンコンチェルト1番、3楽章 FINALE」
日常お稽古編です