おはようございます♪
今回の台北訪問では遠出はせずにのんびり過ごすことにしていました。
ただ、やはり、1年の初めにはお参りをしておきたくなります。
(こんな時ばかりと、呆れられてしまいますが…(・・;))
ということで、元旦の昨日はお参りに行ってきました。
台湾の方々は本当によくお参りに行かれますよね。
小さなお子様もきっと幼い頃から教えられているのでしょうか、お作法もしっかりされているようで、本当に感心してしまいます。
私達は「健康であるように」とのお願いのために圓山にある『大龍峒保安宮』を訪問しました。
こちらは主神に「医学の神様」保生大帝を祀った寺廟だそうです。
行天宮や以前お参りした龍山寺と並んで、ツアーでも訪れることの多い保安宮ですが、多くの人でごった返している前者二つの寺廟と比べると、地元感の強い、穏やかな雰囲気です。
こんなに空いているの?という感じでした。
保安宮では境内の寺務所でお線香を求められます。
お値段がよくわからなかったのでお尋ねすると、備え付けの箱に気持ち分納めるように言われますので、お納めしていただきます。
ということで、私達はゆっくりと神様と向き合って祈りを捧げることができました。
次に訪問したのは、行天宮にある『行天宮』です。
地下鉄の駅から地上に上がって、少し歩くと街中に突然見えてくるので驚きました。
こちらは三国志で有名な「関羽」が奉られています。
生涯にわたって「五倫(父子の親、君巨の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信)八徳(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)」を堅守した関公(関羽)は商業の神として奉られています。
私もお仕事がうまくいきますように!とお祈りしました。
行天宮はとにかく人が多くて驚きました。
こちらでは青い法衣を着た女性が、参拝客や参拝客が捧げ持った衣服などにお線香の煙をかけているのを目にしました。
最初はよくわからなかったのですが、これは「収驚」というお払いの一種だそうで、人は何かに驚いたり強いショックを受けると、魂が抜けてしまうことがあって、魂が抜けたことに気がつかないまま生活をしていると、徐々に体が衰弱してしまうので、この「収驚」を受けて魂を戻す必要があるそうです。
今の私には凄く必要、ということではありませんが、そんな必要があったらお参りにきてお願いするのも良いのかもしれません。
知らないこと、まだまだたくさんあります…。