刑法ゼミで横浜刑務所の見学に行ってきました。
$突撃☆マトはどこだ?~vol2~

横浜刑務所見学1
横浜刑務所見学2
横浜刑務所見学3
横浜刑務所見学4
横浜刑務所見学5


今回は刑務所見学の総括。

私のなかで、やっぱり今回の刑務所見学で最も印象的だったのは、勉強して学問的におしえられていることと、実態とではちょっと違いがあるということでした。

刑事政策について特にしらない頃であれば、ぶっちゃけ刑務所って『自分が受けた罪を償うために結構酷いことさせられる場所』くらいに思ってました。でも、実際には、日本の刑事政策では刑務所に入るというのは、あくまで身体の自由の拘束で、刑務作業だって懲役刑の側面はありつつも内容は社会復帰を企図したもの。

だとおもってた。

でも実際には、宗教的な側面や日常生活における自由度はある程度保障されているとはいえ、「厳しい」という印象。


それからもう一点、今回一つ考えたことは『仮釈放後の再犯率をどう考えるか』ということ。
これについても刑事政策の授業において
1、そもそも刑務所内での教育がいまいち身になっていない
2、社会の側に受容する耐性がない

という問題点があるというお勉強はしていました。
ただ、もう一つの観点として刑務官のお話しを伺っている感じだと

「周りの環境に良くも悪くも染まってしまう」

という特性があるんじゃないかと。
つまり、刑務所の中では、みんな反省してこれから社会復帰するために頑張ろうという気持ちもある程度持っていて、ポジティブに刑務作業に励んでいる。しかし実際に社会に出てみると、もちろん受け入れ側の社会の体制も整ってないし、むかしの悪い友人(←平たい言い方をすると)に再開することでまた犯罪に手を染めることに・・・というような影響力もあるのかもしれない。

つまり、服役中は必ずしも
『でたらソッコーまた犯罪犯す!』

と思ってるわけじゃないんじゃないかということ。

本当に、再犯の問題は奥が深い。
この問題を単に『犯罪を犯すひとは人格的に悪だから』とかで済ませてはいけないと思う。あくまで悪いのはその人がとった行為であって、その人の人格が根本的に悪だなんてことは、考えてはいけないと思う。(というか、犯罪を犯す人は人格的に悪だという考え方をするならば、刑務所の目的は社会防衛だけであり、受刑者の「更生」を考慮する余地がなくなってしまう。これはどうなんだろうと思う)

というわけで。
なんだかまったくまとまりはないけれども、以上で刑務所レポートはおわり。