俺は蛾


たとえその身が焦げようとも


蝋燭の炎に近づこうとする者・・・







今日は卑劣な気分だ。


ただイラついて憎いだけ。


コントロールできない。


何もかもくだらない・・・


言いたい放題言おう・・・



傷が憎しみに変わるにつれて


状況は悪化してる・・・


笑ってるのか?俺が可笑しいか?


心から憎むよ・・・


心から・・・





今日ぐらいは秘めたモノを解放する。


だって俺が壊れるから


時々お前の死を望む


奴隷の気分だ


俺はお前が俺で遊べるように此処にいる気がする。


待つほどに救いがたい孤独


この憎悪に耐え難い


心が無駄に壊れていくのを感じる・・・


すぐには良くなりっこない・・・


ああ、ムカつくよ・・・





これはいつ終わるんだ?





黙れよ!


お前の世界じゃ俺は風変わりだろ?


知るかよ!


俺はそこまで柔軟じゃねぇ!!





信頼を保つことは


失望するためだけじゃない


じゃあ、なぜ、俺は耐えるためだけに作ったんだろう?






憎しみは限りない


浅はかな計画には溺れない






なぜこのパズルは解けないんだ


また同じ事が起こる


そして、


俺は目を伏せて怒鳴りだす




これはいつ終わるんだ!?


糞ッ!!


ムカつくぜッ!!


失せろッ!!


消えろッ!!


切り刻んでブチのめしたい!!






ああ、耐えられない・・・






さあ、血を流す時間だ


道化が俺を切る


俺は血が流れるのを見つめる・・・





















心が酷く痛い・・・


最低な気分だ・・・


たまらない、おかしくなりそうだ


いや、


もう、手遅れかもな・・・


崩壊・・・




頼む消してくれ


消してくれ


消えろよ


あっちに行けよ


行ってくれ・・・


あっちに行け!!




嫌だ!


もうたくさんだ!!


失せろよ!!


大嫌いだッ!!


糞ッ!!





最悪だ・・・





俺の目に映る世界をお前が見れたらよかった・・・


俺を取り巻くこの世界を・・・


感じるか、俺の苦痛を


声にならずに脈打つ悲鳴が聞こえるか?


俺の、心の、激痛を


心を奪ってくれ!


遠くに埋めてくれ!


疲れた心を・・・


苦痛を・・・





どうして俺は何も決められないんだ?


どうしていつも気持ちを隠してるんだ?


目の前でソレを見るのに


どうして俺は目をそむけないんだ?


どうして自分をそんな風に演じるんだ?






愛されたくて待ってる事は悪くないだろ?


俺が何か悪い事をしたか?


いつも俺が愛に手を伸ばす度に


取り去られてしまう


信じ始める度に


内側で何かが犯し俺から奪っていく


俺を怯えさせて自由にはしてくれない


俺は毎日無駄に耐えてる


時々人生に嫌気がさす


俺の存在を感じれない


お前には落ちていく俺が見えない


俺の一面さえも・・・


俺は落ちるのを止められない・・・







表面上「俺は大丈夫」と嘘をつかなきゃならなかった


いつも苦痛を止められると願ってる


どうしていつもこんな事になるんだ


どこにも逃げられない


ここに居続けて


奥深くから


底から


叫び、もがいている






地面にめり込みそうだ


立ってることができない


耐えられない


だから、


昔の居場所へ戻ろうか?




そして、


今、何かを断ち切るところ・・・













漂っている。


漆黒の闇を・・・




抜け出す事ができない。


いや、


抜け出してはならない。


出口は知っている。





一条の光が差す


背中に・・・




壊われてしまったらどうすればいい?


直せばいい。


直せなかったら?


直せるさ。


きっと無理だよ


なぜ?


暗すぎて手元が見えない・・・


光の方へ行くかい?


向こうを見ると動けない。


お手上げだね。


だって


壊れてしまったらどうすればいい?



ぐるぐるぐるぐる廻って


闇の中・・・・















7月20日


セス 「ん?」





7月25日


セス 「ぼくは、間違っちゃいないな・・・」

ロゴス「言ってはいけません。」


スカー「認めたくないけどね・・・」


オーガ「なら殺っちまうか?」


ロゴス「オーガ!!」


オーガ「うひゃっ!じゃあ、殺ってからヤる?ヤってから殺る?」


ロゴス「下がりなさい。」


オーガ「へいへい」






8月


スカー「痛い・・・」


ロゴス「笑って・・・これが今できる最善の策なんです。」


スカー「そうだね・・・僕が我慢すればいいんだ・・・」

9月8日


ロゴス「やばいな・・・」


オーガ「お前の判断ミスだぜ。『彼』自身の限界が近いんだろ?」


ロゴス「恐らく・・・しかし、外に洩れるなんて事は今まではありませんでした。」


オーガ「今までは。だろぉ?どうすんだ?あぁ?」


ロゴス「セス。アレは確かなんですか?」


セス 「確かさ・・・ぼくがそう感じた。」


ロゴス「証拠は?」


セス 「証拠?そんなもんはいらないよ。僕の勘それで十分だよ。」


ロゴス「あなたはいつもそう言いますよ。」


セス 「でも、当るでしょ?」


オーガ「たまに外すだろぉが!」


セス 「あは♪、怖い怖い。大体そんなの気にしなぁい。

    失敗は味の素♪」


ロゴス「・・・成功の素ですね。しかし、証拠も無しに信じきれませんね。」


セス 「あ~そ~♪ふ~ん、別にいいけどね。で♪どうすんの?」


ロゴス「きっとまだ大丈夫です。このまま続行します。」


オーガ「無理に決まってんだろ!スカーも限界にきてる!血が止まらないのがわかんねぇか!!」


ロゴス「私にどうしろと?」


オーガ「それを決めるのがリーダーだろうがよ?」


スカー「僕の事はいいよ・・・このまま続行しよう・・・」


オーガ「お人好しめ・・・」


オーガ「俺はもう我慢の限界だね。俺達の意見はいつもロゴスを通って『彼』に伝わる。

    だが、お前はミスをしたんだ。お前にはもううんざりだ!俺と代われ!」


ロゴス「それはできません。」


スカー「僕もロゴスに賛成するよ・・・」


セス 「ぼくも~」


ロゴス「あなたが出ると『彼』は変われない」


オーガ「だが、近頃俺の部屋の鍵は開く事が増えたぜ。『彼』が求めてんだろ?」


ロゴス「そうだとしても、あなたを出すわけにはいきません。」


オーガ「ちっ・・・」


ロゴス「あなた達を統括するのが私の役目です。絶対に従ってもらいます。

    misson"force a smile"を続行します。」


オーガ「スカーを犠牲にしてか?」


ロゴス「仕方がありません。スカーの犠牲のうえで今の状況は保たれています。」


スカー「それでいいよ・・・我が儘は言いたくないから・・・」


ロゴス「では、このまま・・・」


オーガ「おい。ややこしいのがきたぜ・・・レグナとロウだ。」


ロゴス「この会議は長引きそうですね。一度終わりましょう。

    答えは次回に必ず出します。それまではとりあえず続行します。

    スカーには申し訳ありませんが・・・」


スカー「それでいいよ・・・このままでいい・・・このままで・・・・・・」