こんばんは!


昨日でユノが帰ってくるまであと一年でしたね


過ぎてみれば早いと感じるかもしれないけど、その渦中は長く感じるもの


あとこれだけだから!って期限があれば多少なりとも頑張れるけど


いつまでかかるか分からない避難生活は相当辛いことと思います


でも


いつかは必ず切り抜けると信じて



どうか頑張っていただきたいです



早く余震が収まりますように、、、


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ーーーーーーーーーラブレター

スイートルーム39



大きな窓はすべてカーテンが閉まっており外を見てみたくなった




 

「カーテン開けてもいい?」

 




「いいよ、ほとんど開けたことないけど」

 





何気なく開けてみると

眼下に都会の夜景が広がる





 

部屋の明かりを落とすとそれらがクッキリ浮かび上がる




 

「わぁ、きれ~い」

 





窓の下のほうが少しだけ座れるようなスペースになっていた

 




身を乗り出してしばらく夜景に見入っていると




 

いつの間にかシャンパングラスを二つ持った彼がそばに立っていた

 





「あれ?シャンパングラス・・・」

 



 

「そう、スミレちゃんのために用意したんだ




 

これはぽくが選んだの!




 

どう?




 

センスいいでしょ?」

 




得意げに言うそのグラスは

 




螺旋状にカーブがかかった珍しいシェープで




うるさくない程度に流星が散りばめてあり




三日月が一つ

 





「クレッセント・・・」





 

「これはスミレちゃんをイメージして選んだんだよ」




 

「私をイメージ?






こんな素敵なグラスが?





 

ユーさんが選んでくれたなんて嬉しい!

 






すっごくオシャレだね」

 



 

「気に入った?よかった!

 





そう、これはね・・・

 




 

ポクの心を射抜いたクレッセント・・・

 





っていうイミだよ」

 



 

「え・・・そんな、、」





 

何て返せばいいか言葉に詰まる

 




 

彼はお得意のニヤリと笑うと

シャンパンの栓をポンっと抜く




 

「どう?上手になったでしょ?」

 




確かに、、

全くシャンパンが吹きこぼれない

 




いつもやってます、みたいな顔してる





 

「何でもすぐに習得しちゃうのね」

 




ほんと感心する




 

そのままウエイターさんのような手つきでスマートに注ぐ




 

サラサラと冷えた液体がグラスに流れ込みクレッセントが溺れてゆく




 

細かい泡が立ち上るそれはとても神秘的

 




液体で満たされたアート作品のような

2つのグラスを持ち




 

1つを差し出される

 




「はいどうぞ」





 

「ありがとう」




 

渡されたグラスをそっと顔に近づけ、そのグラス越しに彼を見る




 

液体の中に彼も溺れている

 




すると彼も真似してグラスを通して私を見て






目が合い





そして笑い合う




 










大好きなシャンパンを小道具に使いたかったのですが描写が難しくて、妄想しにくかったらすみませんσ^_^;

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