こんばんは
大地のエネルギーを相手に人間の無力さを痛感し悔しさでいっぱいです
避難所での生活は不自由だろうし先が見えないし、まだ余震も続いていて本当に辛く大変だと思います
今はどんな言葉も口先だけに思われてしまいそうですが
とにかく
被災された方々が1日も早く元の生活に戻れますように、、
祈りながら少しずつスイートルーム続けますね
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スイートルーム38
ここは...
初めて入る寝室
彼は緊張する私の手を優しく引き
部屋の中へと導く
すぐに目に入ったのはやはりベッド
キングサイズであろうそのベッドが
大きさを主張出来ないほど
この部屋も広い
黒いソファに黒いベッドカバー
男っぽさを感じる黒を基調に
センスよく整えられている
ベッドの感想を述べても恥ずかしくなるのでただ
「広いね」
としか言えず
そんなマヌケな感想にも
「広すぎだよね
1人だとほんとサミシイんだよ」
きちんと答えてくれる
脇にチェストがありその上に
たくさんの写真が飾られていた
幼い頃家族で出かけた時
今でも仲良しの友人との学生時代
友人にサプライズパーティーをされた時
一つ一つ説明してくれる彼が
その時の状況を思い出しているのか
とても嬉しそうだった
どの写真も笑顔いっぱいで
彼がいかにこの人達といると幸せか
彼がいかにこの人達に愛されているか
すごくよく分かる
彼の神聖なプライベート部分に
足を踏み入れたようで
恐縮してしまう
もちろんチャンミンさんと2人の写真もいくつかあった
二人ともキメキメだったり
自然体だったり
どれもウットリするくらい素敵だった
「本当に素敵な家族や仲間がいっぱいで羨ましいな
ユーさんはみんなに見守られて寝てるんだね」
「そう言われると恥じゅかしいなぁ」
ふふふ、可愛い
この部屋はきっと彼にとって素の自分に戻れる貴重な空間なんだろうなぁ、、
「今度ここにスミレちゃんとの写真も飾らなくちゃね」
「え、いいの？」
「ぽくの大切な人はみんなここに置くの」
私を「大切な人」の仲間に入れてくれるの？
泣きそうになるくらい嬉しくて、、
それが実現したら少～しだけ彼に近づけるのかな
とうとう寝室に入りましたよ。
