早朝3時、W杯決勝、イタリアVSフランスのキックオフの時間。
我が家ではみなこの試合を楽しみにしていてこの時間に俺とお袋が起き出して試合観戦。しかし結果の蓋を開けてみると…
やはり俺の中ではW杯は準決勝、フランスVSポルトガルが事実上の決勝戦だったのかもしれない。試合が終わりジダンとフィーゴ、どちらもおそらくこのW杯で引退になるであろう選手がお互いの健闘を称え合い抱き合いユニフォームを交換する…スポーツの素晴らしさをヒシヒシと感じる瞬間だった。
決勝開始7分、いきなりイタリアのペナルティエリア内でフランスがファールをもらいPK、先制点のチャンス。ここでもしっかりとフランスの大黒柱、ジダンが決めてくる。1点先制。こういう場面でも確実に点を入れるところが彼のスター、そしてチームメイトの精神的支えたる所以なんだろう。
試合はそのままいくのかと思いきや前半19分、イタリアのコーナーキックからヘディング、同点。フランスがあっという間に追いつかれてしまった…
あとは一進一退の攻防でお互い譲らず90分を終え、延長戦へ。ただ俺の印象ではフランスの方は動きが緩慢だけど、イタリアは足も速いし動きも機敏、やはりイタリアが有利かという気がした。それが選手の年齢からくるものなのかはわからないが、正直イタリアに同点にされたときから悪い予感はしていた。
ただそれは単に試合結果に対する予感でしかなかったのだが…
延長戦もお互いが譲らず後半に入り、W杯の決勝という舞台がPKという、なんとも味気ないもので決まってしまうのかと感じ始めていたときに事件が起こった…
ジダンがイタリアの選手に頭突き。試合とは全然関係のないところでの行為だったから主審は見てなかったけど副審がしっかりその様子を目撃、もちろんカメラにも収められていて…レッドカード、退場!
自分の目を疑った。何が起こったのかよくわからなかった。
アンリが交代してコートを去った直後、フランスのスーパースターの退場、そのままPK戦に突入したが、やはり精神的な動揺からなのか、イタリアが世界を制した。
ジダンにとってこの試合は引退試合、一度引退しそれを撤回して臨んだこのW杯、決勝まで進み本当に伝説を作ってくれるのかと思ったら…たしかに伝説だが。。
聞いた話ではジダンは結構こういう頭突きのような行為をする選手らしく、これが初めてではないようなんだけどね、たしか3回目だったかな。それにしても何もこの試合で…
たしかにひどいことを言われたんだろうし、それが彼にとって譲ることのできないところだったのかもしれないけど、ファンとしては最後までピッチに立っていてほしかった。
それに彼は元々フランスの人ぢゃなくて移民だからね。今までフランスの歴史の中でこういう血筋の人がヒーローになるなんて考えられなかったから、彼はそういう移民の人たちにとって自由の象徴だったのかもしれないしね。
ただ退場してもなお今大会のMVPを獲得しているところはさすがとしか言えないな。
そんな最後に大波乱となったW杯も終わり。世界が一体となって大騒ぎできる祭りなんてなかなかないからね、俺は普段はそんなにサッカーなんて見ないんだけど、こういう楽しむことができる場では楽しむようにしてる。だってなぁ、せっかくなんだし楽しく生きたいぢゃん☆
そして今日も遅刻。まぁそんなに珍しいことではないんだけど…サッカーのせいということにして、明日からまた普通の日々に戻るとするかな。