想望三國志 第参計 周瑜 | 中島陽子のフリーダムなブログ

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◆想望三國志 第参計 周瑜
声:立花慎之介


両親を戦で亡くし、周瑜に拾われたワタシ。
彼の小姓として側に付く事になった。

ワタシの事をマオ(猫)と呼ぶ周瑜

戯れにワタシを組みしだく周瑜の唇を
噛み彼の腕の中から逃れる。

次の日、何事もなかったようにワタシに膝枕を
してと言う周瑜

膝に頭を預けながら、少し咳き込む周瑜
段々体調を崩し始めていた。

赤壁の戦いで勝利した周瑜

このまま荊州も手に入れる算段が
諸葛亮のおかげで出来なくなった。

吐血が続き衰弱して行く周瑜


「小姓の身から解放するから・・城から出て行って・・これ以上弱って行く姿を見せたくないんだ。」


「ワタシは・・離れるつもりはありません。」



「どうしてっ。」

ワタシは彼の手にそっと触れた・・。
今・・言わなければ、きっと後悔する。

「周瑜様がどのような気持ちでワタシを拾ったかは分かりません。けれど、ワタシにとっては命の恩人なのです。・・小姓になった日から、何があろうと、ずっと周瑜様の御側に居ようと決めています。ワタシが居れば少しはお役に立てる事もあるでしょう。」

「だから・・どうか、まだ隣に置いて下さい。」

周瑜はただ、ただ彼女の顔を見つめていた。


「な・・に、それ・・ばかだね・・マオは・・」

周瑜は最近、寝られないと言う。
彼女に子守唄をせがむ。

小さく歌うマオ

「あはは・・本当に・・へたくそ・・でも、嫌いじゃないよ、マオの歌声・・そのまま歌ってて・・」


落ち着くんだ・・と言い
少しづつ眠りに落ちて行く周瑜

眠りについた周瑜の髪に触れ
優しくなでるマオが見えるようだ。

このシーンが一番好き♡

互いの立場を越えて、近づいた気持ちが
美しいBGMと相まって泣ける。




後半は死に近づいて行く周瑜と、残りの時間を過ごして行くマオの
哀しく儚いシナリオで締めくくられています。

悲しみだけじゃなく、優しさが満ち溢れていて
号泣ではなく、はらはらと泣けます。


立花さんのお得意なシナリオだと思いますね。
泣くシーンも、愛を語るシーンも
彼らしく安心して聞けました。
冷たいような、悲哀のある声色が
周瑜に合ってました。

BGMも凄い良い!!




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