「月蝕のエゴイストー愛しすぎて、壊したいー」~緋色の空 | 中島陽子のフリーダムなブログ

中島陽子のフリーダムなブログ

日々想った事・購入した品のレビューなど
お届けする、ゆるーいブログです。





◆「月蝕のエゴイストー愛しすぎて、壊したいー」
CV:天野逸聖=下野紘


ヒロインの双子の兄
生まれてすぐ亡くなるが
ヒロインを見守る。

このシナリオのストーリーテラー。


大正時代のはいからさんのヒロイン。
一人で初めてのカフェに寄り道して

天野と出逢う。

天野=ロシアの血を引く
美男子。
政治家の兄がいるが、あまり関係は良くないみたいだ。
由緒正しい家柄の天野だが、家風が合わず家を出て
パティシィエの道を選ぶ。


自分が作ったフレーバーティに使った材料を当てたヒロインが
気になりだした。

良くない輩に絡まれた彼女を天野が救う。
怪我をした天野に責任を感じ、店を手伝い始める。


前作の玄音とは違って、彼女を囲う事はせず
少し子供っぽい性格。
自分の先輩が作った料理を美味しそうに食べる彼女に
嫉妬して怒り出しだり。
くるみが苦手な彼女が、くるみ入りのスフレを食べられない事に
不機嫌になったり。

彼女には夢があった-
上海で学校の先生になる事。
職業婦人がまだ珍しい時代に
かなりの覚悟がいる事だろう。


天野にはそれが理解出来ない。
自分と一緒いれば、君は幸せな・・はずだ。

アクシデントで火事になるカフェ。
その時に天野に変化が・・
家柄や容姿で自分に寄ってくる輩ではなく
自分の・・素のままの逸聖を好きだと言ってくれた彼女を

「死なせない・・必ず君を守るっ。」

彼女だけは助けようと彼女を担ぎ、煙に巻かれながらも脱出する。

いや~、このシーンの紘クン、良い芝居してたわ~。
力技でねじ伏せられた感はあるものの
頑張ってたっ。


卒業後-
彼女は努力して上海の学校に教師として赴任。

彼の事は・・自分を助けてくれた天野の事は
ずっと気になっていた。
カフェも火事になり、彼の消息も分からなくなっていた。


「逢いたい・・せめて・・居場所だけでも。」


仕事帰り、気になっていたお店に寄り道をした彼女。
そこには-

「いらっしゃいませ。ロシアンティはお好きですか・・ずっと・・お待ちしていました。」


-天野が居た-
彼もまた、人生を出直していたのだ。
彼女が此処を訪れてくれるのを、待っていた。
彼女なら、きっと来てくれる
彼には確信があったに違いない。

天野の腕に飛び込むであろうヒロイン。。


めでたし、めでたし。


今回は軟禁するでもなく
拒絶と言う
お互いの心が傷つく行為が軸になってると思う。




*ペタしてね