昨日の告別式の後、友人と献杯して語り合ううちに日も暮れた頃、
先に帰宅した別の友からメールで、「いま、西の空の低いところに、
水下さんが笑った時の口元によく似た三日月が出ているよ」と教えられ、
慌てて月を探しました。
ところが、新宿の空はネオンと雲でモヤっていて月も星も見えず、
高層ビルに阻まれて西の低い空が見える場所もなかなか見つからない…。
「はやく、はやく。急がないと三日月もうすぐ沈んじゃうよ。」と友人のメール。
え、まだ18時半なのに。三日月ってこんな早い時間に沈んじゃうの?!
と驚きつつ、新宿の街を右往左往して、もうダメかと思った頃、
辿りついた都庁脇の橋の上から見えた西の空に、
ひょこっと三日月が現れて、にーーッと笑ったのでした。
この日の月齢は2.22。
細い下弦の月が描く弧が、本当に旦那の笑った口元みたい。
何やってんだ(笑)と旦那に笑われているようでしたが、
その笑顔に出会えて本当に嬉しかった。
友人と私が思わず「水下さ~ん!!」と月にむかって手をふると、
旦那の三日月スマイルが
空のむこうで優しく微笑んでる。
ああ、旦那はこうして空から見守ってくれるんだな、
これからも、空をみあげればまた旦那に会えるんだな…v
そう思ったらホッとして、はじめてちゃんとお別れの挨拶ができました。
寒い中、いい年した大人が月に手をふったり呼び掛けたり…
ひとしきり眺めて気がすんだ頃、
やがて、月はふぅっと雲の中に溶けてゆきました。
☆・。
昼の告別式では出棺の時に見事な天気雨が降りましたが、
あれも旦那の演出だったに違いない。
その時も、見上げた空の雨の向こうに温かい陽の光が差していて、
まるで水下さんが「どう?いいでしょう、この演出。」と笑ってるようでした。
そして、私たちにメッセージを送ってくれているようにも感じました。
雨ノチ晴レ。
別れの悲しみを洗い流したら、みんな笑顔になってね、と。
これからも、空を見上げれば日や月となって水下さんはそこに居る。
それを感じたくて、昼も夜もよく空を眺めるようになりました。
★・。
水下さん、地上でもこれだけ多くの人に愛され、
天上でもきっと神に愛されるに違いない素敵な旦那。
いつまでも私たちのこと見守っていてください。
そして、あなたには言うまでもない事だけれど、
これからも座長を支え続けてくださいね。お願いしますよ。

「開窯300年 マイセン 西洋磁器の誕生」なる展覧会(@大倉集古館)を観賞。
東洋の磁器に憧れたザクセン侯国アウグスト強王が作らせた西洋磁器:マイセン。
職人や錬金術師を拉致・監禁までして磁器を開発させたというこの"強王"、
…マニアが金と権力をもってると、こういうことになるんだね。
東方趣味なマイセン初期のモチーフには、
日本や中国の図柄を写したものが多い訳ですが…、
"鳳凰"の図柄が、なぜか「竹コプターのように尻尾を回して空を飛ぶ赤い犬」
になっていたり!(爆)
リスが犬並みに大きかったり、ざくろが「玉ねぎ」になっていたり…
いろいろ間違ってるから!(笑)
いやー、マイセン展、意外にツッコミどころ満載でしたわ。
そして、白い磁器が作れるようになったのがよほど自慢だったのか、
ティーポットやティーカップやお皿のすべてにビッシリと隙間なく
白い陶製の立体花を貼り付けたティーセットが… 正直、怖かった!!
なんか、異常増殖してしまったガン細胞みたいで…(酷い例えでゴメンナサイ)
あれでお茶を飲みたいと思える西洋人の感覚がわからん・・・;![]()
彼らには、「余白の美」というものは理解できんのでしょうなー、きっと。。。
でもマイセンの「インドの花」シリーズは好きなのです。
今回展示されていた紫色のインドの花シリーズもよかったな…
ま、あの図案も、さっぱりインドでもなければ花としても不自然ですがね (苦笑)
ネイチャー系の番組で、フカヒレがどうやって獲られているかを知った。
船上にひきずりあげたサメから、ヒレだけをえぐり取り、本体は生きたまま海に捨てるのです。
需要があるのはヒレ部分だけだから…。
海中に捨てられたサメは、その体ではもう生きていけない。
でも、すぐに死ぬこともできない。
生殺しにされた体のまま、海底に打ち捨てられて、やがて死に至る・・・。
こうしてフカヒレが私達の口に入っていたことを、今まで知りませんでした・・・![]()
自分たちに必要な分だけ、命をありがたくいただくような食べ方ではなく、
肥大した欲望のためにこんなことをし続けている人類が、許される訳はないと思う。
今まで、当たり前のようにフカヒレを食べてきた自分の無知が悔やまれます。
もう、これからはフカヒレを食べるのはやめよう・・・
と、密かに心に誓った夜でした。
私のプロフィール画像は、写真家・善財一氏の鉱物サイト "I LOVE FLUORITE” http://fluorite.sakura.ne.jp/ から許可を得て使用させていただきました。
氏の蛍石写真の美しさは群を抜いています!
友人の誘いでバレエ観賞。(@初台)
最初の演目:オスカーワイルド原作「幸福な王子」は、
シアトリカルバレエというセリフ劇要素のある珍しいスタイルで、
芝居っ気たっぷりのバレエ自体もかなり面白かったのだが、
そこで使われていた楽曲が、ホルストの「惑星」(Jupiter)だったことに、ちょっとときめく![]()
実は、先月も別の友人のオーケストラ演奏会で「惑星」組曲に出会ったばかり。
全体で太陽系を表している交響曲…
ちなみに、各惑星の曲の並びは、太陽に近い順番にする予定だったところ、できあがった曲のバランスをみて後から火星と水星の順番を入れ替えたとか。
通しで聴くと、あらためて何か特別なものを感じる組曲です。


