シンガポールから日本への空の旅を楽しみながら、この時間は、個人的な時間を楽しむことを自分に許容しよう、と。
人生をこんなふうに続けて行くのも、ひとり時間あってこそ?
さて、シンプルさと本物志向。
シンガポールから飛び立ち
数時間。
自分にとって意味のある選択をすること
食べることは官能的な喜び
少量のワインは健康によい
五感を目覚めさせるために飲むのである。それは食べ物を楽しむためには極めて重要なことである。
フランス人女性は日々の何でもないことに、喜びを感じるように心掛けている。
笑いほど、愛が自発的に続く動力となるものはない。
すべては態度の問題だ、
ちょっとした独創性と規律は大きな実りをもたらす。
素晴らしいヘアカット、一本のシャンパーニュ、うっとりするような香水で幸せになれることを知っている。
という言葉が出てくるこちらの本を浮かび上がる言葉を綴りながら読み終え、
息子が5歳を迎える、がかなり大切なテーマないま。
何故かというと、大人を目指す年頃だから。
早過ぎますが、でも分別つき始め、歯も生え代わり、自分の人生に責任を持つように伝え始めるには
人生はどう素晴らしいか知る必要があり、
鍵を握るのは、
シンプルで本物志向
が、官能的な人生を主る、
という事実、または真実。
そして、何故彼女の本に魅力を感じるかーズバリ、シャンパーニュとの繋がり、に他なりませんでした。
ええ、彼女は、ヴーヴクリコUSAのCEOです。
さて、振り返ってみると、私が好ましいと思った男性たちに共通していたのは、食に対する本物志向。
無粋でなく、イケてる男性と魅力を感じる基準の最初、は食に対する感度でした。
自信はあっても、女性を尊重してエリートすぎたクロアチア人の男性にも
第四夫人にしてあげるしあなたのファーマシーを開くよと、アフリカ人ー国籍は忘れましたがーにも
パキスタン人の新聞編集長に、あなたは、まさに自分が探していたひとだと言われても響かなかった20代前半は、
そして、完璧なジェントルマンで知的で世界的にも高いポジションについていたクロアチア人のお友達からプロポーズされても全く響かなかったのは、彼の食に対する感度が、官能的、未満だったからかも。
結局クレージーなインド人と一緒にいることを選んだワケですがー
今頃気がついたのは、彼の文化では美食で探究心が旺盛でした。
ただし、スパイス文化に育った彼は、繊細な味がわからず、私の子羊の白ワインソテーを、味がない、と、マトンカレーに変えられた日は激怒、でしたし、
ワインやシャンパーニュはその微妙さを理解する繊細な感覚がなかったことが、別れる原因になったか、はわかりませんがー
彼の暴力や浮気はピリオドを打つのに決定的でしたが、今振り返ると、インドの美食基準やスパイスの魔法、トロピカルな果物やジャスミンや薔薇のある生活など、確かに官能的に満ち足りた経験は貴重でした。
砂漠のラジャスタン州を旅し、本物のマハラジャにも会いましたし。
そして、我が夫。
割に食を共有出来るオトコ。ワインも嗜み、、、確かに、ソツのなさはないけれど、美食を共有出来るパートナーでした。
ただし、それ以上を求める時に、
私には、フレンチピープル、前職、現職の同僚たちが。
そして、ハイソではありませんが、私が本物志向なのは、祖父母、両親共、に美食または、本物に接して来た京都人だったから、と、考えています。
さて、豊かさには、官能的、という言葉が欠かせないと思う私ー
息子の教育も、官能的なジェントルマンにする、が正しいかも。
人間の奥深さがあり、五感が感度高くいることは魅力的です。
AI時代の子育てに、答えが出ました。
人生の官能を追求し、本物を少量、制限も快楽も自分がコントロールすることを教える。
よく生きることは、どう食事と向き合うか、だと。