なかなか、思い通りの
予定が組めない今回のキューバ・・・
今日は、なんとなく目にして興味を惹いた
“Las Terrazas”というところに
プライベートにドライバーを雇って
行ってきました!
どんなところかは
目にしたパンフレットの情報しかなく
・自然に囲まれている
・滝がある
・キャノピーができる
・カルチャーとエコロジーの村
まあ、それが“Las Terrazas”について
分かっている全てのこと
キューバはWi-Fi環境が悪いので
現地に行って情報収集することが
できないのだ・・・((T_T)
そんなに期待もせずいざ出発
バスと違って、プライベートカーだと
スピードが俄然早い
メーターを見ると120㎞
そりゃ早いわよ〜〜〜!!!!
ゆっくり目のキューバの運転に
慣れてしまっていたから、
この高速移動ウレシい〜〜っ
運転手さん大合格
そんなわけで、1時間ちょっとで
“Las Terrazas”到着
村の入り口で入場料を払って入村
( entrance fee of CUC$4 per person)
なんだかゴルフ場に向かうような
荒々しいワイルドな自然とは対極の
品のいい端正な人工的な自然で出来上がった
そんな不思議な趣の村・・・
まぁ、先ずは一番の目的、
キャノピーができるところを目指します!
ここで、コースを選びます!
1〜5までコースがああり全長は1.6㎞
もう、ここは全コース制覇をチョイス!!!
ところがですね、私のこの日の服装といったら
ノースリーブにロングスカート・・・
「こんな格好でできる?」
「全然大丈夫だよ!!」
なんて軽い感じで言われたので
「了解!!!!」
とこちらも軽い感じで装備を確認すると
とんでもない・・・
ヘルメットにスカートまくり上げるカタチで
登山用ハーネスのような特殊器具を装着
そんなかっこ悪い姿のまま
各国の参加者とポイントまで
バスで移動
いやいや、
着替え持ってくればよかったと大反省
だってこんな高いところからの出発
ロングスカートまくり上げはヤバイよね・・・
怖くもないし、
かなりのスピードが出てこの迫力
メチャ気持ちいーーーーーーっつ
眼下に広がる景色もサイコー
でも、パンチらが気になって…(笑)
パンチら気になったものの(笑)
いや〜〜〜
そーーーーとーーー
スリリングで楽しかった
このスリルは絶対オススメ
グアテマラやセブでもやったけど
それぞれ微妙にやり方が違う
でもここのキャノピーが
一番ビジュアル的にいいかも〜〜
(私の格好はキャノピー仕様では
なかったけどね・・・)
そして、ここテラッサはキューバの
イメージとは違う桃源郷のようなところ。
日本でいうところの軽井沢な感じかな・・・
1971年に自給自足と社会主義の実験的村として
建てられたというけれど1985年に中止されて
今ではカルチャーとエコロジーの村として
アーティストや職人が結構移り住んでいるようです!
キューバのみならずラテンアメリカでも人気だった
ポロ・モンタニェスっていう
ミュージシャン知ってますか?
キューバ人にとっては
自慢のミュージシャンらしく
こんな歌歌ってるといって歌まで歌ってくれたけど
歌が下手で全然分からなかった(笑)
ポロはここラス・テラーサスの
豪華なホテルで歌い始めてすぐ実力が
認められて専属の歌手になったという・・
そんな経緯から建てられた
Casa de Polo Montañesというミュージアムは
可愛らしい外観!!
丁度、息子さんがいらっしゃって
キューバ人らしく葉巻で決めてくれました
Tシャツはイギリスだけど(笑)
そして、ここら一帯は見渡す限り
心洗われる懐かしい風景画広がって・・・
カワイイ山羊や美しい鳥
色とりどりの花・・・
忘れていた風景・・・・
このロサリオ山地一帯には、
国鳥であるトコロロをはじめとして
たくさんの野生生物が棲息していたり
滝があったり澄んだ水を湛える川があったり
バイオ・スフィアー・リザーブ地域に指定され、
エコツーリズムが展開されているんです
自然満喫したいい方、
ここではのんびりするもよし
キャノピーや、乗馬、ハイキングにマウンテンバイク
とプチ冒険を楽しむのも
クラフト体験するもよしですよ〜〜〜
そして次に行ったのは
世界遺産、“Cafetal Buenavista”
ここは19世紀初頭から20世紀初頭にかけて、
ハイチから奴隷を連れやってきたてフランス人たちが
作ったコーヒー農園跡
ここはその昔30〜40年間に渡り
プランテーションによるコーヒー生産が盛んだったようです。
当時は人跡未踏の原生林だったキューバ南東部。
気候はハイチと似ているものの、
その手付かずの森林を切り開いていく、
開墾型のコーヒー生産方式は、
降雨時の土壌流出を招き生産量は急激に落ちる結果に。
更に1844年と46年には大きなハリケーンに襲われ
コーヒー生産量は急激に落ちていき、
農園経営は残念ながら失敗に終ってしまったんだとか。
こんな大きな臼でコーヒーをグラインド!
クオリティーの高い豆の選別は
奴隷たちに任されていたようです
コーヒー豆は、「コーヒー豆のサイズ(スクリーン)、
カップ(味)、欠点数、標高で輸出規格のグレードに
わけられます!!!!!
重いっ!!
かなりの重労働です
棚田のような感じで山の斜面にに作られた
美しいプランテーション。
過酷な労働条件のもと、
来る日も来る日も高地にあるこの土地を
汗水流して開拓した奴隷たちの努力の賜です
去年行ったキュラソー島といい
素敵な光景の裏に潜む
かつての奴隷制度の悲惨な歴史・・・
かつての壮絶な日々は忘却の彼方へ・・・
太陽の光をたくさん浴び
清々しい風に吹かれ
青い空と
広がる山々を望み
平和がここかしこに満ちている(((*ノд`*)
今ではこんなオシャレなレストランもあって、
ノンビリ寛げる
お腹も空いてきたしここでランチ???
と思いきや
コーヒーだけで
別のオススメレストランへ移動!!
こんな山の上までクラッシックカーが・・・
私たちが乗ってきた車はこの手前の坂道で
手こずって大変だったというのに(笑)
(坂道が登れずみんなおりて車を押すという)
そして、やって来ました
オススメレストラン
地元の人たちで大賑わい!
たくさんの人がウエイティング
これは期待できますね〜–
人気のお店は
「Don David」
お店の中も大繁盛!!
しかもお店から臨む景色最高
先ずはビール
そして、お肉&魚をチョイス!
美味しくって、ボリューミー!!
しかも初めて地元通貨価格
運転手&ガイドさんもモリモリ
ビールも飲みまくってるけど
車運転していいのかなぁ〜〜
そしてデザートはフラン
これメチャクチャ美味しいんですけど
「とろける」「なめらか」柔らかブームに
おされ気味で人気低迷していたけど
私は断然、昔ながらの
ほろ苦いカラメルソースがのった
卵たっぷり濃厚なプリンが好きっ
これのフラン絶品過ぎる〜〜〜〜
このイケメンお兄さんが
作ってるのですよ〜〜〜
いやこのレシピ欲しい わ〜〜〜
しかもオシャレなビアー缶を器代わりにして
るんだけど、これがまたイケてるのよ
日本でも絶対流行りそう〜〜〜〜
お兄さんごと連れて帰えりたいわ〜
大満足でした
しかも地元価格は通常の1/3
たっぷりエンジョイしました
そして、本日キューバは
革命勝利58周年を祝って軍と市民が
革命広場前で大パレードを行いました
この間見た広場が、たくさんのキューバ市民と
軍の人たちで埋め尽くされています
歴史的革命指導者のプラカードを掲げて
「ありがとうフィデル」
「フィデルこそがキューバだ」
と声高に叫ぶすごい数の市民たち。
そして
「これはわたしたちの司令官がいない、
初めての革命記念日です。
しかしかれは永遠にわたしたちとともにいます」
とフィデルに哀悼の意を表すとともに、
キューバはその未来において、社会主義の理想を決して
捨てることはないと。
「われわれは米国との紛争に立ち向かっていく。
常にそうだった。しかしトランプがそうではなく、
オバマの敷いた道、正常化を続けていくことを期待する」と。
さあ、これからどんな道を歩むのか
アメリカとの関係を含め、
変わりゆくキューバに注目です😃
VIVA CUBA