柱時計は振り子がゆらゆら揺れていて、見ているだけでなんだか癒されるんですよね。古くて動かない時計も、ネジを少しだけ緩めて機械油をちょっと指してあげるとコチコチ動き出したりします。やあ、何十年振りに動いたぞっていう、言ってみればタイムマシンみたいなものでしょうか(おちになっとらん)。

 

 

 この柱時計はとあるアンティーク屋さんにあったのを、文字盤のデザインが気に入って衝動買いしてしまいました。油を指して動くようにして、パステルグリーンに塗装して窓のデザインも少し手を入れています。

 

  愛知時計電機というメーカーのもので、柱時計としては高品質で丈夫なので今でもオークションなどで見られます。ぜんまいの持続期間が約1カ月になった時期の初期のモデルで、金属の銘板があったり、表示が30DAY(後に30DAYSとなる)だったりします(小ネタはさむな)。スーパーエイトという銘柄はその後も多くのモデルが出ているんですが、スーパーエイトってどういう意味で付けられたのでしょうか?それまでのぜんまいの持続期間が約7日でしたので、それを超える持続時間という意味なのかなと勝手に思っていますがネットでも情報が無くて良く分かりません。ご存じの方がいましたら教えてください。

 

 

 愛知時計電機さんは昭和初期に航空機メーカーとしても活躍していて、第2次世界大戦では99式艦上爆撃機や特殊戦闘機晴嵐などを製造されています。このブログでも両機とも紹介していますので、もし興味のある方は飛行機モデルでご覧ください(せんでんすな)。

 

 柱時計を木で手作りされている方を見つけました。その動画がこちら

 

 

 

  こんな時計が家にあったら、すごく癒されますよね。