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本場ロシアのオペラ・バレエの今やロシアで見聞きしたことをお伝えします。ここでしか見れないもの、感じれないものを今の間に思う存分吸い込んでお伝えできればと思います。
いろいろご意見お待ちしています!
サンクト訪問記
サンクトペテルブルグ訪問 7月10~13日
サンクトへ行ってきました。夏のペテルと言えばやはり「白夜」でしょうかね。実際には、夏至も終わっているので、太陽は沈みましたが、西の空は夜中でも白んでいて、とてもノスタルジーな雰囲気でした。
今回はモスクワから初めて一人で夜行列車で往復してきました。夜行列車で一人というのは怖い物です。ロシアの夜行は大まかに分けて3種類あり、一番良いのは2人部屋。最近ではシャワー付きなんて夜行もあるらしいです。普通なのは4人一部屋のもの。そして、しきり等のない雑魚寝状態のものです。
私は4人部屋のを主に利用していますが、これは他の相部屋の人に左右されることが、多くもしロシア人の若い衆なんかと一緒になった日にゃ寝れないどころか酒とかも飲まないといけなくなりそう(あくまでイメージですが)なので、大変かなと思っていました。今回はそんな心配する必要もなく、行きしは中年女性3人、帰りしは、お母さんと子ども2人と恵まれてました。良かった良かった、行き帰りだけがすごく心配だったので、本当にほっとしましたよ。
7月11日
さて、そんなこんなでペテルに着いたら良い天気の朝でした。まずは、少し荷物を置いてゆっくりとしたらいざ、ペテル観光です。
朝のモスクワ駅周辺。朝日がまぶしい。
まず行ったのはイサク聖堂です。この上の展望台に上ったのは実は初めてでした。冬とかに行っても寒いだけですしね。なんだか天気が良くない時が多かったので、今日はまさによい天気だったので、よかった。上からペテルを眺めると中世に戻ったような気がしました。モスクワなら展望台に立てば現代的な建物が少なからずと見えます。まぁ、ペテルでも現代的な建物は見えますが、圧倒的に少ない。これは意外な発見でしたね。中世の街並みを壊さないようにうまく改装を重ねている結果ではないでしょうか。ロシアでは「歴史的建造物」という言葉をよく聞きますが、ここは本当に街全体が「歴史的」なんだと思いました。イサク聖堂内は相変わらず荘厳なイメージで何度行っても圧倒されます。この中身は確かイタリア人が作ったと聞いたことがありますが、実際に見てこれがロシア正教か、カトリックかどうかが分からなくなります。



次に向かうのはピョートル大帝の「青銅の騎士」です。

川沿いにあり、これまた晴れていたらとても気持ちよい所です。今回は見かけませんでしたけど、土日だと結婚式のカップルなどがよく写真を撮ったりしてるとこですね。さて、川沿いに出て少し行けばエルミタージュ美術館の建物に出てきます。美術館の入り口がある宮殿広場から美術館を見ると今回は残念、工事中で宮殿の全景が見えませんでした。今回は天気も良いので、エルミタージュの裏のネヴァ川から出てるペテルゴフへクルージングで行くことにしました。このクルージングは高速艇で30分ほどで着き、また船自体も結構便が出ているようなのでお勧めかもしれません。しかし、この船は小さい支流の川などには入らないので、要注意です。市内のクルージングはまた別のところから出ています。ペテルゴフでは、とりあえずその噴水にびっくりですね。この噴水の多さもさることながら、この仕組みが1700年代に出来ていたこと、そして電動のポンプなどではなく、水の重力などを使って出していることなどにも驚きますね。ここでは、大宮殿も中身を見る事が出来ますが、今回は人がかなり並んでいたので、パス。その変わりに噴水の仕組みや正面の滝の内側に入れるチケットを購入。どうやらこの大宮殿に入るのは夏場は厳しいようでした(地球の歩きかたでは)。その後森の中を散策して、小さな噴水や仕掛けの噴水などを見ながら、のんびり過ごしました。確かに観光客も多いんだけど、意外とロシア人も多くペテルの地元の人はこんなとこで休日を過ごすと思うとちょっと羨ましかったですね。そして、帰りも船でゆったり戻ってきました。帰りはよく寝ましたけど・・・。



仕掛け噴水!子供たちの楽しそうな笑顔が良かったです!
さて、ここで少し休憩をして今回の旅の目標の一つでもありました。夜中の橋観光!
っと書いてもなんじゃそれ?といった感じになりますが、ネヴァ川を大型船舶が行き来するために夜中に橋が上がるのを見ようって計画です。今まではオペラがあったり、冬だったりと見過ごしていましたが、今回はばっちり押さえました!本当の白夜の頃ならもっと楽しめたかもしれませんが、思ったよりも暗かったです。でも、西の空はまだ薄明るくほのかに白夜らしい感じが楽しめました。

そして、何よりびっくりしたのが観光客を含め人がものすごく多いこと!夜中の1時半とかなのに人が多くてちっとも身の危険は感じませんでした。むしろ人ごみでのスリとかの方が心配になるくらいでしたね。これは意外。金曜の夜ってこともあるかもしれませんが、人も車もすごい混みようで、クルーザーのような遊覧の船なんかもバンバン走ってました。その後にタンカーみたいな大型が走って行くから、なんだかおっかねぇ~と思いながら見ていました。救命胴衣なんか付けてないから、事故ったらこりゃ覚悟せなあかんなぁと思いました。そんなわけで、帰って時計をみたら3時。夜行列車でただでさえ熟睡してないので、さすがに眠かったッス。

7月12日
今日は朝からうっすら雲が出てますが、まだお日様が出てるのでよしとしましょう。

まずは昨日(じゃないか、今朝か?)跳ね上がっていた宮殿橋を超え、ペトロパヴロフスク要塞へ。中の教会とかを見ながら、ネヴァ川を昨日とは逆方向から眺めます。この眺めも良いですね。イサク聖堂やエルミタージュ、旧海軍省などが一気に見渡せて気持ちよいです。次に向かったのは、カーメンナオストロフスキー通り。

ここは古い建物が多く、最近ではちょっとした高級住宅街になっているとのこと。いや、こりゃ確かに建物も石作りでモダンだし、年きも入ってておしゃれですわ。そこからは地下鉄でまた中心部へ戻り、いざ今回のもうひとつのメインとも言えるマリンスキー劇場へ。
その前に遅めのお昼と晩ご飯を一緒に取るべくマリンスキー近くのレストラン「Садоко」へ。ここは最近出来たようですが、なかなかおいしくオペラの前のちょっとした食事には良いかもしれません。そして、内装が豪華なのに意外と安いのもうれしいレストランでした。時間には余裕をもって行く事をお勧めいたします。僕たちは結構時間に追われてバタバタ感じになりました。


オペラの様子は別に記載するとして、今回の「運命の力」は4時間の長いオペラで、今日の夜行列車は11:55分発でしたから、大丈夫かと思いながらもまたまた時間に追われる旅となりました。実際にオペラが終わったのは11:20分頃でカーテンコールもそこそこに、すぐにタクシーを拾って駅についたのは出発15分ほど前でした。タクシーの運ちゃんが飛ばしてくれたから良かったものの、もし遅れていたらと考えるとぞっとしますわ。帰りは高級夜行列車(?)「赤い矢」号で、客室の中もきれいで快適な旅でした。モスクワへは朝の7:55分に到着し、一人旅も何事も無く終わりました。

今回の旅は地下鉄も乗り合いタクシーもあまり使わず、ほとんどが歩きだったため、ペテルの建物や街の雰囲気がよく分かりました。本当に1800年代の建物がごろごろあるのも面白いです。外観はきれいにしている建物もあれば、ボロボロで中のレンガが見えてる建物もあり、これら古い建物を全部きれいにするのは容易ではないと感じましたね。
お仕事忙しい中お付き合いいただいた、Sさんどうもありがとうございました。ここで、改めて感謝の意をお伝えいたします。また、次行く機会があればよろしくね!?
サンクトへ行ってきました。夏のペテルと言えばやはり「白夜」でしょうかね。実際には、夏至も終わっているので、太陽は沈みましたが、西の空は夜中でも白んでいて、とてもノスタルジーな雰囲気でした。
今回はモスクワから初めて一人で夜行列車で往復してきました。夜行列車で一人というのは怖い物です。ロシアの夜行は大まかに分けて3種類あり、一番良いのは2人部屋。最近ではシャワー付きなんて夜行もあるらしいです。普通なのは4人一部屋のもの。そして、しきり等のない雑魚寝状態のものです。
私は4人部屋のを主に利用していますが、これは他の相部屋の人に左右されることが、多くもしロシア人の若い衆なんかと一緒になった日にゃ寝れないどころか酒とかも飲まないといけなくなりそう(あくまでイメージですが)なので、大変かなと思っていました。今回はそんな心配する必要もなく、行きしは中年女性3人、帰りしは、お母さんと子ども2人と恵まれてました。良かった良かった、行き帰りだけがすごく心配だったので、本当にほっとしましたよ。
7月11日
さて、そんなこんなでペテルに着いたら良い天気の朝でした。まずは、少し荷物を置いてゆっくりとしたらいざ、ペテル観光です。
朝のモスクワ駅周辺。朝日がまぶしい。まず行ったのはイサク聖堂です。この上の展望台に上ったのは実は初めてでした。冬とかに行っても寒いだけですしね。なんだか天気が良くない時が多かったので、今日はまさによい天気だったので、よかった。上からペテルを眺めると中世に戻ったような気がしました。モスクワなら展望台に立てば現代的な建物が少なからずと見えます。まぁ、ペテルでも現代的な建物は見えますが、圧倒的に少ない。これは意外な発見でしたね。中世の街並みを壊さないようにうまく改装を重ねている結果ではないでしょうか。ロシアでは「歴史的建造物」という言葉をよく聞きますが、ここは本当に街全体が「歴史的」なんだと思いました。イサク聖堂内は相変わらず荘厳なイメージで何度行っても圧倒されます。この中身は確かイタリア人が作ったと聞いたことがありますが、実際に見てこれがロシア正教か、カトリックかどうかが分からなくなります。



次に向かうのはピョートル大帝の「青銅の騎士」です。

川沿いにあり、これまた晴れていたらとても気持ちよい所です。今回は見かけませんでしたけど、土日だと結婚式のカップルなどがよく写真を撮ったりしてるとこですね。さて、川沿いに出て少し行けばエルミタージュ美術館の建物に出てきます。美術館の入り口がある宮殿広場から美術館を見ると今回は残念、工事中で宮殿の全景が見えませんでした。今回は天気も良いので、エルミタージュの裏のネヴァ川から出てるペテルゴフへクルージングで行くことにしました。このクルージングは高速艇で30分ほどで着き、また船自体も結構便が出ているようなのでお勧めかもしれません。しかし、この船は小さい支流の川などには入らないので、要注意です。市内のクルージングはまた別のところから出ています。ペテルゴフでは、とりあえずその噴水にびっくりですね。この噴水の多さもさることながら、この仕組みが1700年代に出来ていたこと、そして電動のポンプなどではなく、水の重力などを使って出していることなどにも驚きますね。ここでは、大宮殿も中身を見る事が出来ますが、今回は人がかなり並んでいたので、パス。その変わりに噴水の仕組みや正面の滝の内側に入れるチケットを購入。どうやらこの大宮殿に入るのは夏場は厳しいようでした(地球の歩きかたでは)。その後森の中を散策して、小さな噴水や仕掛けの噴水などを見ながら、のんびり過ごしました。確かに観光客も多いんだけど、意外とロシア人も多くペテルの地元の人はこんなとこで休日を過ごすと思うとちょっと羨ましかったですね。そして、帰りも船でゆったり戻ってきました。帰りはよく寝ましたけど・・・。



仕掛け噴水!子供たちの楽しそうな笑顔が良かったです!さて、ここで少し休憩をして今回の旅の目標の一つでもありました。夜中の橋観光!
っと書いてもなんじゃそれ?といった感じになりますが、ネヴァ川を大型船舶が行き来するために夜中に橋が上がるのを見ようって計画です。今まではオペラがあったり、冬だったりと見過ごしていましたが、今回はばっちり押さえました!本当の白夜の頃ならもっと楽しめたかもしれませんが、思ったよりも暗かったです。でも、西の空はまだ薄明るくほのかに白夜らしい感じが楽しめました。

そして、何よりびっくりしたのが観光客を含め人がものすごく多いこと!夜中の1時半とかなのに人が多くてちっとも身の危険は感じませんでした。むしろ人ごみでのスリとかの方が心配になるくらいでしたね。これは意外。金曜の夜ってこともあるかもしれませんが、人も車もすごい混みようで、クルーザーのような遊覧の船なんかもバンバン走ってました。その後にタンカーみたいな大型が走って行くから、なんだかおっかねぇ~と思いながら見ていました。救命胴衣なんか付けてないから、事故ったらこりゃ覚悟せなあかんなぁと思いました。そんなわけで、帰って時計をみたら3時。夜行列車でただでさえ熟睡してないので、さすがに眠かったッス。

7月12日
今日は朝からうっすら雲が出てますが、まだお日様が出てるのでよしとしましょう。

まずは昨日(じゃないか、今朝か?)跳ね上がっていた宮殿橋を超え、ペトロパヴロフスク要塞へ。中の教会とかを見ながら、ネヴァ川を昨日とは逆方向から眺めます。この眺めも良いですね。イサク聖堂やエルミタージュ、旧海軍省などが一気に見渡せて気持ちよいです。次に向かったのは、カーメンナオストロフスキー通り。

ここは古い建物が多く、最近ではちょっとした高級住宅街になっているとのこと。いや、こりゃ確かに建物も石作りでモダンだし、年きも入ってておしゃれですわ。そこからは地下鉄でまた中心部へ戻り、いざ今回のもうひとつのメインとも言えるマリンスキー劇場へ。
その前に遅めのお昼と晩ご飯を一緒に取るべくマリンスキー近くのレストラン「Садоко」へ。ここは最近出来たようですが、なかなかおいしくオペラの前のちょっとした食事には良いかもしれません。そして、内装が豪華なのに意外と安いのもうれしいレストランでした。時間には余裕をもって行く事をお勧めいたします。僕たちは結構時間に追われてバタバタ感じになりました。


オペラの様子は別に記載するとして、今回の「運命の力」は4時間の長いオペラで、今日の夜行列車は11:55分発でしたから、大丈夫かと思いながらもまたまた時間に追われる旅となりました。実際にオペラが終わったのは11:20分頃でカーテンコールもそこそこに、すぐにタクシーを拾って駅についたのは出発15分ほど前でした。タクシーの運ちゃんが飛ばしてくれたから良かったものの、もし遅れていたらと考えるとぞっとしますわ。帰りは高級夜行列車(?)「赤い矢」号で、客室の中もきれいで快適な旅でした。モスクワへは朝の7:55分に到着し、一人旅も何事も無く終わりました。

今回の旅は地下鉄も乗り合いタクシーもあまり使わず、ほとんどが歩きだったため、ペテルの建物や街の雰囲気がよく分かりました。本当に1800年代の建物がごろごろあるのも面白いです。外観はきれいにしている建物もあれば、ボロボロで中のレンガが見えてる建物もあり、これら古い建物を全部きれいにするのは容易ではないと感じましたね。
お仕事忙しい中お付き合いいただいた、Sさんどうもありがとうございました。ここで、改めて感謝の意をお伝えいたします。また、次行く機会があればよろしくね!?12th Jul 2008 La forza del destino in St.Peter
La forza del destino Mariinsky Theatre, St Petersburg
Leonora:Maria Guleghina
Preziosilla:Yekaterina Semenchyuk
Don Alvaro:Avgust Amonov
Don Carlo di Vargas:Alexei Markov
Padre Guardiano:Alexei Tanovitski
Conductor: Valery Gergiev
Production by Elijah Moshinsky (1998)
さて、このプロダクションは今年初演125年を記念したものと書かれておりました。ヴェルディのオペラでロシアが初演なのはこの「運命の力」だけなのですが、125年前のこのサンクト・ペテルブルグ・マリインスキー劇場なのであります。
そう、これは日本でも近年よくBSで放映されたあの初演版なのであります!私がゲルギエフの存在を知ったのはこのプロを見たのが最初だったと思います。これを見ないなんて手はありません。今回のサンクト訪問はこれを見るのが大きなイベントでもありました。おまけに歌手にマリア・グレギアーナが出てゲルギエフが振るとなれば行くしかありません。ちなみに今モスクワ→サンクトの夜行列車は片道1万円ほどなので、往復2万円と考えれば新幹線で東京→大阪を往復するより安いですね。考えてみれば、そうだなぁ。本当に気軽に行けるもんです。まぁ、身体は楽じゃないですけど・・・。さすがに30超えたら厳しいですなぁ。
さて、この初演版にはいろいろな意見があるでしょうけれども、自分は初めて通しで見たのが、この版なので、あまり違和感がありません。むしろ、改訂版でドン・カルロが昇天する方がむしろしっくり来ない気がしますね。もともとこの話し自体がとてつもなく、血なまぐさくドン・カルロの最後の言葉「私は地獄からの死者だ。人類は皆滅びるが良い」という台詞そのものがとても重みがありますし、彼らは決闘を2回もし、お互いの自分の素性をだましてまで、恨みを晴らそうとするわけですから、文字通り相手を地のはてまで追っかけるとはこのことですよね。
さて、この初演版はエンディングだけでなく最初の序曲も短くなっています。私は以前スカラ座のオケ、ムーティの指揮でこの序曲を聞いたことがあり(大阪、シンフォニーホール)、この序曲はそりゃたまらないほど好きですが、この短縮ヴァージョンもなかなかぐっときます。まさに血なまぐさい物語への序章といった感じでがよく出ており、長いヴァーションを凝縮した感じでとっても良かったです。
合唱とプレツィオジッラ
歌手陣は一番の楽しみにしていたグレギアーナがちょっとといった感じで残念至極。もともとドラマンティーコですから、しっかり張るところだけ出てれば良いのかもしれませんが、いざオペラとなると繊細な表現が必要な場所もありますから、そのギャップがちょっと気になりました。しかし、4幕の「Pace,pace mio dio...」ではしっかり歌ってくれましたし、フォルティッシモのとこはさすがでしたね。最近NYなどではあまり出番がないのかしら?ちょっと声に陰りが見えた気もして心配になりました。

あとは、皆さん知らない人だったので、この長大なオペラをどう歌ってくれるか楽しみにしておりました。そしたら、やっぱりえぇ声の人がいました!バリトンのドン・カルロ役。

こりゃ、今後が楽しみなバリトンと言えると思います。声質はセルゲイ・レイフェルクスのようなハイバリントンで聞かせどころの3幕のアリアもしっかり(残念ながらオプションのG#は出さなかったけど・・・)歌ってくれましたし、聞きこだえ満開の2重唱もしっかり歌ってくれてました。
テノールは可もなく不可もなくといった感じでしたが、このオペラ自体を全幕で歌うこと自体がすごい大変だろうから、その辺りは考慮しないとね。でも、ちょっと途中でへばってたなぁ。やっぱりこのオペラを歌いこなすのは大変な力量がいるんでしょうね。それ以外はアリアも重唱も素晴らしく◎。

プレツィオジッラのメゾもなかなかの声量、演技もうまくジプシーらしさをうまく出してました。

あとは、神父さんとメリトーネもそれぞれなかなかのバスでオペラを引き締めてくれました。

ゲルギエフはいつものように指を振りながら手兵のマリンスキーオケ&合唱をうまく束ねていました。今回は彼の指揮をずっと真横から見れたので、大変面白かったですが、彼は基本的にあまり音の強弱や細かい指示というのをオケにしないんですよね。それだけこのオペラをやりなれているのか、オケが優秀なのか、彼の目力でおさえ込んでいるのか、それは良く分からなかったんですが、省エネ指揮法といった感じがしましたねぇ。歳をとった証拠かもしれませんし、あまりそこまで指示を与えなくてもオケがついていってるといった感じがしました。
今に始まった話ではありませんが、彼は本当に世界を股にかけている人で、いろんなところで振りまくっているのですが、この白夜祭5/10から7/28日まではよくマリンスキーで振っています。そして、その間に必ずプレミエも出しますし、今回などは日本でも話題になったドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の世界初演をするようですし、いつ寝て、いつ楽譜読んでるんでしょうか?すごい人です。でも、歌手と違って歌いすぎなんてのはないのかしら?でも、振りすぎてもメータのように方なんかを壊せばおしまいですしね、今後もお身体をお大事にしてもらって振りまくって頂きたいものです。

いずれにしても、初演の地で初演と同じようなプロが見れたのはとても満足。そして、歌手、合唱、オケについても大満足なオペラでございました。いや、本当に楽しかった。残念ながら、列車の関係でカーテンコールはちょっとしか見れませんでした。
日本でも話題のドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」がオペラ化!世界初演が行われるそうです!!
どんなオペラになるんでしょうねぇ。音楽は現代風かな?

Leonora:Maria Guleghina
Preziosilla:Yekaterina Semenchyuk
Don Alvaro:Avgust Amonov
Don Carlo di Vargas:Alexei Markov
Padre Guardiano:Alexei Tanovitski
Conductor: Valery Gergiev
Production by Elijah Moshinsky (1998)
さて、このプロダクションは今年初演125年を記念したものと書かれておりました。ヴェルディのオペラでロシアが初演なのはこの「運命の力」だけなのですが、125年前のこのサンクト・ペテルブルグ・マリインスキー劇場なのであります。
そう、これは日本でも近年よくBSで放映されたあの初演版なのであります!私がゲルギエフの存在を知ったのはこのプロを見たのが最初だったと思います。これを見ないなんて手はありません。今回のサンクト訪問はこれを見るのが大きなイベントでもありました。おまけに歌手にマリア・グレギアーナが出てゲルギエフが振るとなれば行くしかありません。ちなみに今モスクワ→サンクトの夜行列車は片道1万円ほどなので、往復2万円と考えれば新幹線で東京→大阪を往復するより安いですね。考えてみれば、そうだなぁ。本当に気軽に行けるもんです。まぁ、身体は楽じゃないですけど・・・。さすがに30超えたら厳しいですなぁ。
さて、この初演版にはいろいろな意見があるでしょうけれども、自分は初めて通しで見たのが、この版なので、あまり違和感がありません。むしろ、改訂版でドン・カルロが昇天する方がむしろしっくり来ない気がしますね。もともとこの話し自体がとてつもなく、血なまぐさくドン・カルロの最後の言葉「私は地獄からの死者だ。人類は皆滅びるが良い」という台詞そのものがとても重みがありますし、彼らは決闘を2回もし、お互いの自分の素性をだましてまで、恨みを晴らそうとするわけですから、文字通り相手を地のはてまで追っかけるとはこのことですよね。
さて、この初演版はエンディングだけでなく最初の序曲も短くなっています。私は以前スカラ座のオケ、ムーティの指揮でこの序曲を聞いたことがあり(大阪、シンフォニーホール)、この序曲はそりゃたまらないほど好きですが、この短縮ヴァージョンもなかなかぐっときます。まさに血なまぐさい物語への序章といった感じでがよく出ており、長いヴァーションを凝縮した感じでとっても良かったです。
合唱とプレツィオジッラ歌手陣は一番の楽しみにしていたグレギアーナがちょっとといった感じで残念至極。もともとドラマンティーコですから、しっかり張るところだけ出てれば良いのかもしれませんが、いざオペラとなると繊細な表現が必要な場所もありますから、そのギャップがちょっと気になりました。しかし、4幕の「Pace,pace mio dio...」ではしっかり歌ってくれましたし、フォルティッシモのとこはさすがでしたね。最近NYなどではあまり出番がないのかしら?ちょっと声に陰りが見えた気もして心配になりました。

あとは、皆さん知らない人だったので、この長大なオペラをどう歌ってくれるか楽しみにしておりました。そしたら、やっぱりえぇ声の人がいました!バリトンのドン・カルロ役。

こりゃ、今後が楽しみなバリトンと言えると思います。声質はセルゲイ・レイフェルクスのようなハイバリントンで聞かせどころの3幕のアリアもしっかり(残念ながらオプションのG#は出さなかったけど・・・)歌ってくれましたし、聞きこだえ満開の2重唱もしっかり歌ってくれてました。
テノールは可もなく不可もなくといった感じでしたが、このオペラ自体を全幕で歌うこと自体がすごい大変だろうから、その辺りは考慮しないとね。でも、ちょっと途中でへばってたなぁ。やっぱりこのオペラを歌いこなすのは大変な力量がいるんでしょうね。それ以外はアリアも重唱も素晴らしく◎。

プレツィオジッラのメゾもなかなかの声量、演技もうまくジプシーらしさをうまく出してました。

あとは、神父さんとメリトーネもそれぞれなかなかのバスでオペラを引き締めてくれました。

ゲルギエフはいつものように指を振りながら手兵のマリンスキーオケ&合唱をうまく束ねていました。今回は彼の指揮をずっと真横から見れたので、大変面白かったですが、彼は基本的にあまり音の強弱や細かい指示というのをオケにしないんですよね。それだけこのオペラをやりなれているのか、オケが優秀なのか、彼の目力でおさえ込んでいるのか、それは良く分からなかったんですが、省エネ指揮法といった感じがしましたねぇ。歳をとった証拠かもしれませんし、あまりそこまで指示を与えなくてもオケがついていってるといった感じがしました。
今に始まった話ではありませんが、彼は本当に世界を股にかけている人で、いろんなところで振りまくっているのですが、この白夜祭5/10から7/28日まではよくマリンスキーで振っています。そして、その間に必ずプレミエも出しますし、今回などは日本でも話題になったドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の世界初演をするようですし、いつ寝て、いつ楽譜読んでるんでしょうか?すごい人です。でも、歌手と違って歌いすぎなんてのはないのかしら?でも、振りすぎてもメータのように方なんかを壊せばおしまいですしね、今後もお身体をお大事にしてもらって振りまくって頂きたいものです。

いずれにしても、初演の地で初演と同じようなプロが見れたのはとても満足。そして、歌手、合唱、オケについても大満足なオペラでございました。いや、本当に楽しかった。残念ながら、列車の関係でカーテンコールはちょっとしか見れませんでした。
日本でも話題のドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」がオペラ化!世界初演が行われるそうです!!
どんなオペラになるんでしょうねぇ。音楽は現代風かな?




