つい今やってるバラエティ番組なんですが、なんかニュースを解説するやつ。医療問題についても取り上げ、「現在産科医が減少している理由は何か?」一つは労働条件の過酷さだが、さてもう一つはなんでしょう?

 番組が用意した答えは「訴訟リスクの高さ」。それ自体は間違ってはないと思いますが、そこで思考を止めるなよと。

 つまり、訴訟リスクの高さが問題だとして、ではなぜ産科医の訴訟リスクは高いのか。番組でもごちゃごちゃやってましたが、しかし最大の原因はまさにテレビ報道にあるでしょう。アホみたいに偏った報道に、覚えが無いとは言わせません(言うだろうけど)。
 勝手な感覚ですが、訴訟に関わるリスクとマスコミに叩かれるリスクを比べるとマスコミの方が重いのでは?と思うこともあります。

 マスコミが医療問題を取り上げるなら、まさにマスコミ自身が問題の中心にあるという感覚がない限り、少なくとも医療業界のマスコミに対する感情が好転することは有り得ないでしょう。

 ところで関係ないけど、番組でこの問題について解説したのはあの、おおたわ史絵。名前が出た瞬間吹き出してしまいました。