何か書こうと思いつつも、いつも読ませていただいているブログをざっと巡回しただけでもう微に入り細に穿ったネタの山で何か新しいことを考える余地などまるで残っていません(笑


 今回は、騒動の規模にしては報道が落ち着いているなあ珍しい、と最初は思っていたんですが実際には、私がワイドショーなどを見ていなかっただけでした(^^;
 横浜の高校生が疑われた頃、久しぶりにチャンネルが合っていたワイドショーでは何度も「なぜ水際で防げなかったのか・・・」などと、暗に政府を攻撃するような取り上げ方されていてずいぶん失笑させていただきましたが、水際作戦にもともとある程度の漏れがあるのはしょうがないことでしょう。
 だいたい感染と発症は違いますから、感染だけしてピンピンしてる状態で入国し、数日後発症などされたら水際では止めようがありません。
 
 アメリカはオバマ大統領が、15億ドルの緊急対策予算を調達すると、何はともあれ的な感じで発表していてさすがでした。日本ではどうも、対策は全て病院や自治体の通常業務の延長として当然のごとくやりなさいといっているように聞こえます。
 しばらく前の当ブログのエントリにて、重要な仕事は重要なんだから、予算が無くてもやらなければならないので、予算はあげないとなると書きましたがこれを地で行っている様な感じです。まあ現状アメリカと日本では深刻度がまるで違うので直接比較することは出来ませんが、それにしても善意に頼りすぎです。なにしろ医療機関はこれまで、さんざん善意的なものに裏切られ続けてきたわけですし。


 それと関係ないですがすごいなと思ったのは、オバマ大統領って支持率が60%もあるんですね。もし日本だったら、経済がこれだけ落ち込んで、インフルが流行って、北朝鮮がミサイルを飛ばして、などと出来事があったら野党とマスコミが全部政府のせいにして、首相の支持率がまだ60%もあるなどとは絶対ありえないです。アメリカの民度の高さがうらやましい。


 ところでインフル関係の話に戻りますが、各地方自治体の担当者や厚労省などの職員達はGW返上で待機しているのだろうと思いますが(もちろんほかの人たちも)、奈良県の職員はもちろん全員休日手当ても残業手当も無いんだろうな。ご愁傷様です。