東京日和@元勤務医の日々 様などで紹介されていますが、「医療志民の会」という会が設立され、来る4月11日に設立シンポジウムが行われます。



小松秀樹先生にも会える!4/11開催☆『医療志民の会設立シンポジウム』
http://blog.m3.com/TL/20090404/_4_11 _


 医療志民の会は、閉塞的な医療の現状を打破するため発足されます。


 医師、患者、政治家など、様々な立場の人々が議論し、協力できる開かれた「場」をつくり出します。


■医療志民の会設立シンポジウム


当日は、パネルディスカッションに加え、現在動きつつある新しい運動を紹介し、交流できるブースを設ける予定です。
新しい時代の幕開けに、是非お越し下さい。


・日時 2009年4月11日(土)


・プログラム(予定)
①受付・開場 16:00より開始
②ブース展示・交流会 16:00より20:00
-医療志民による現在動きつつあるプロジェクトの展示及びご紹介-
参加者同士自由に交流していただくことを目的としております。
③シンポジウム 17:00より19:30 司会:黒岩祐冶(フジテレビ報道局・解説委員)
・開会の辞:佐藤章(福島県立医大産科婦人科・名誉教授)
・来賓の挨拶
・パネルディスカッション 二部構成 (途中休憩がございます。)
・閉会の辞:大谷貴子(元白血病患者)
・パネリスト(50音順:敬称略)
足立智和(丹波新聞・記者)、大谷貴子(元白血病患者)、大塚勇二(NPO法人みんなの歯科ネットワーク・副理事長)、神津仁(神津内科クリニック・院長)、黒川衛(全国医師連盟・代表)、小松秀樹(虎の門病院泌尿器科・部長)、崔秉哲(滋賀県立成人病センター放射線治療科・医師)、塩見健三(がんまんクラブ・代表)、竹内麻里子(医師のキャリアパスを考える医学生の会)、豊島勝昭(神奈川県立こども医療センター新生児科・医長)、取手涼子(初台リハビリテーション病院・ソーシャルワーカー)、長尾和宏(長尾クリニック・院長)、中田善規(帝京大学麻酔科・教授)、畑中暢代(東京大学・看護師)、福田衣里子(薬害肝炎被害者)、竜宗正(千葉県がんセンター・センター長) 他


・会場 学術総合センター 一ツ橋記念講堂


・会費 2000円


・参加方法 

ご参加いただける方はこちらのフォームから事前にご登録いただけますよう、宜しくお願い致します。
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium-apply.html


シンポジウム詳細ページ
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/



 テレビドラマなどで医療をテーマに扱ったり、マスコミが医療問題を取り上げたりする時、その問題や議論はほとんど医療業界の中だけで収めようとします。
 具体的には、医師がもっと頑張るとか、医療機関がなんか工夫すれば良いとかいう結論になります。それは農業問題だってほとんど同じ構図です。ほかの業界に関する問題も同じ扱いかもしれません。


 しかし今必要なのは、業界外とも交流できる場所を持つ事です。農業業界の中で、農家同士が交流する場所や組合なんか腐るほどあります。しかし農家と消費者が交流する場所は驚くほど少ないです。おそらく医療業界だって似たようなものなんじゃないかと想像します。


 そういう意味で、こういういろいろな人が交流を測ろうとする場所が出来るのはすごいし、うらやましくもあります。


 私自身はこのシンポジウム、本業の種まきがいっそがしい時期なんで参加はできませんが、お時間ある方はぜひ参加していただきたいと思います。
 実は参加できないにもかかわらず、僭越ながらというか恥ずかしながらというか、当日配られる冊子の隅っこに登場する予定です(^^;


koume