不謹慎かもしれないと思いつつも最近、経済ニュースを見るのがとても面白いのですが、日経平均の下落は投資家以外にとっては正直かなりどうでもいいことなのではないでしょうか。トヨタが史上最高益を上げたという事が話題になったとしても、じゃあ下請けの景気が良くなったとかそういう話は無いようですし、逆に企業の含み損が増えたところでそれは結局は株価が復活するまでの話で(まあもちろん、復活しないかもという不安感が強く出ているから危ないわけですが)。日銀介入が本当にあって、円安に誘導できればそれなりに反発すると思うし。それより韓国経済のほうが今は面白いです(^^)報道ではほとんど扱っていませんが。


 で株価の暴落はともかく、円高も深刻な影響を及ぼし・・・とかやってる報道が非常に多く、今朝のテレビニュースでは何故か外国の方を取材して仕送りが目減りしたとかドル交換レートが悪くて旅行に不便になったとか言っていました。
 が、現在の円高は円が弱いのではなくむしろ強すぎるのであって、日本人が海外旅行をするにはきわめて有利になっていますし、輸入品だって安くなるはずです。対ユーロでも絶賛円高中で、ワインは安くならんかなーと期待してるんですが。まあ販売店が本当に安くするかどうかは別の話としても、原材料等も安く入れられるはずで、円高の件に関する報道がいまいち公平とは思えない。まあ、報道に公平さを求めること自体がいけないのかもしれませんが。


 今、経済問題がかなり危ない状況というのは分かりますが、実際の危険度よりもマスコミのアナウンス効果で増幅されてる部分がかなり大きいように思います。とてもじゃないけど、いいことには思えないんですけどねえ。むしろ韓国のように、全然大丈夫ニダ!とかいう根性をちょっと見習った方がいいくらい(笑


 それにしても、今のこの状況でまだ政局の話しかしない民主党って心底ダメすぎますね


koume