まいどおなじみ全てを金額でしか見れない馬鹿の巣窟・諮問会議からの御提言です。


 6月8日付け 北國新聞朝刊より


 年2200億円抑制は可能 社会保障費で試算提示へ 諮問会議民間議員


 政府の経済財政諮問会議の民間議員が、社会保障費の伸びを毎年度二千二百億円抑制する政府方針に与党の一部などから反発が強まっていることについて、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の活用などで抑制は可能とする試算をまとめたことが七日明らかになった。十日の次回会議で示す。
 
 民間議員は、後発医薬品の利用率を欧米並みに高めれば医療費を年七百億円程度抑制できるほか、複数の病院を受診する際の検査の重複をなくせば年二百億-三百億円程度抑制が可能と試算。その上で、必要な場合には雇用保険に年千六百億円拠出している国庫負担の見直しなどにより、社会保障費抑制を継続するよう求める。

 「骨太の方針」では、二千二百億円を〇九年度に抑制する方針までは打ち出さない方向で調整が進んでいる。



 バッカじゃなかろか、なんて私にまで言われるようなことをしなさんなよ。


 もうどこから文句を言えばいいかわからないんですが、まずジェネリックなんて効き目が不安視されているのは言わずもがな、しかも物によっては数ロットだけ作って後は知らんぷりなんて言う無責任なヤツまであるのに、何でんなもんを財政諮問会議の都合で強制されなくてはいけないのか。
 しかも欧米並みの利用率を目指すってあたりが泣かせますが、だったら医療費を欧米並みに引き上げるのが先決じゃないのかちら?
 検査の重複にしたって、絶対、何でやってるのか知らないで無駄だとか言ってるんでしょうねえ。


 ところで話は変わりますが、建設業界のいわゆる「丸投げ」を完全に禁止にして、徹底的に取り締まれば、たったそれだけで十兆クラスの歳出削減が出来そうな気がするんですけど、何でそっちには手をつけないんでしょうか、諮問会議さん?


koume