今朝の新聞でこんな記事を見ましたが。





 許容量4ー8倍摂取か


 中国製ギョーザ中毒事件で、兵庫県警の捜査本部は二十二日、問題のギョーザを食べた同県高砂市の家族二人の胃を洗浄した液を分析した結果、二人が少なくとも0.六-一.二ミリグラムの有機リン係殺虫剤「メタミドホス」を摂取した可能性が高いと発表した。
 内閣府の食品安全委員会が設定した摂取許容量(0.一五ミリグラム)の約四-八倍に当たる高濃度。





 これって単に何かの間違いじゃないの?と思わざるを得ないんですが・・・測定ミスを疑うのは失礼な話ですが、じゃななきゃ情報の伝達ミスとか、どこかにとんでもない間違いが隠れているとしか。
 慢性毒性の基準値のたかが十倍程度で急性毒性なんか発揮しません。慢性毒性基準の数倍は、それを毎日毎食食べたら将来なにか症状が出る恐れが、という程度です。
 もし仮に、この程度でも急性の症状が出たとしたら、三千とか一万九千ppmとか検出してた千葉においては被害者は即死してないといけません。
 それにしても高濃度ってか。何をもってして言っているのか・・・

 兵庫の家族の症状てのはどの程度だったんでしょうか。

koume