今の餃子関連でまた有機推進が進むのかなあと思っていたら正反対のニュースでびっくりしました。

 JAS有機とは農薬や化学肥料の使用に制限を加えた栽培方法の指標となるもので、認証団体が農家とその圃場に対して認定するものですが、まあ偽装やらなにやらがあって問題になっていると。
 元々、JAS有機を認可するのが農水省とかではなくて、それの認可を受けた認証団体が現場で認可するとなってる所が変だと思うのですが、さらに認証団体によって認可の基準も違うのも変な所です。基準はJAS法より緩くはできませんが厳しくすることは認められているので、農薬使用を一部認めるJAS有機と、全く認めないJAS有機とが混在する上に外部からは判別不可能で、わかりにくくなっています。
 しかも、個人的に有機栽培の最大の問題と思える違法な農薬もどきに寛容な団体もあったりで、制度の手綱が緩んでいるのは現場にいてもよく感じるところです。農薬地区と無農薬地区の間に必要な緩衝地帯が設けられていないとかは日常茶飯事ですし。

 どれもこれも信用できないとなって、結局は農薬を適正に使ってる普通の作物が一番いいんじゃないかという話でした。

 今は雪祭りですが午後からすごく吹雪いてきました(^_^;)午前の快晴の方がむしろ珍しいのかも知らんけど。

koume