2007年の医療報道業界流行語大賞と言える「たらい回し」、今では使う新聞社も減ったとはいえ産経は執拗に使いまくっていますが、これは別の意味を持った新語という程度の認識なのでしょうきっと。
 例えば「セレブ」という言葉は、テレビなどでの使われ方と実際の意味は全然違います。が、叶姉妹をセレブなどと呼ぶな!という人はごくたまにしかいません。
 マスコミは言葉のプロの割には新語を作って意味不明に流通させるのが好きなので、今さらたらい回しに反応しても面白くないのではと感じてきました。もっともそれは、つまりマスコミには完全に愛想をつかしたという意味ですが。

 ところで、少年マガジンの4・5号に載っていた絶望先生では、嫌なたすきを繋ぐなという例に思いっきり、救急搬送でのたらい回しが出ていました。
 5件も6件も病院を転々として弱った患者を押しつけられても困るよ!とかありましたけど、1時間や2時間であからさまにバイタル下がるような患者ならそもそも死んでるんじゃないの(笑)や、突っ込みどころはそこじゃないかも知れんけど。

koume