Chateau Leoville poyferre 1997
シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 1997


フランス>ボルドー地方>メドック地区>サンジュリアン村(第二級)
品種: メルロー多め、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
価格: 6000円くらい


 遊びに来た友人から神戸ビーフ を頂きました。BMS(霜降り度)が6以上の兵庫県産但馬牛 の肉です。せっかくだからたまにはいいワインを・・・ということでレオヴィル・ポワフェレを開けました。サンジュリアン村のワインで、格付け2級です。


koube beef2    koube beef1


 コルクを抜いた瞬間から強い、素晴しい香りがまず印象的。色はかなり濃くて、エッジに近いところはややレンガ色っぽいです。味わいはいいバランスで、いわゆる高級ボルドーぽい渋みの強さはあまり感じなかったのですがコクと濃厚さがあり、舌触りも滑らかでした。さすがにいつも飲んでいる安ワインとは全然違いますねぇ(当たり前)。重厚なのに後味がさっぱりしていて飲みやすい。10年経過したワインですが劣化は全くなく、ちょうど飲み頃かあるいはまだ若いくらいでしょうか。


 ポワフェレは同じレオヴィルのワインの中でもラスカーズ ほど評価は高くないみたいですが、ラスカーズは高すぎるし、手頃なのに非常に楽しめる、いいワインなんじゃないでしょうか。


 神戸ビーフは霜降りバッチリの肉なので塩コショウだけでもかなり濃厚なのですが、これほどの肉に濃厚なワインをあわせると本当に合いますね。肉がしょぼいとワインが勝つし、ワインが安いやつだったら肉ばっかり濃厚でアンバランスなんですが、こういう肉とワインだったら「肉には赤ワイン」と言う定番のマリアージュも理解出来ます。


 ご飯はkoumeさんから頂いたヒカリ新世紀 ってやつを食べました。なんでもコシヒカリの改良種だそうで。甘みや香りはコシヒカリと似ていましたが、かの米ほどベタつかず、米粒の表面がしっかりしている感じでした。もちろん美味しかったですよ(^O^)


suzu