ボージョレ・ヴィラージュ コンボージャック2005 ルイ・ジャド シャトー・デ・ジャック

http://www.rakuten.co.jp/northe/738524/738532/

フランス>ブルゴーニュ地方>ボージョレ地区

品種:ガメイ100%

飲んだ日:07.01.14

価格:1700円ぐらい


 私はシャトー・デ・ジャックのワインが好きです。シャトー・デ・ジャックは、クリュ・ボージョレの最高峰であるムーラン・ナヴァンにおいて最大級の名声を得ている生産者として有名で、まあ簡単に言うとボージョレ地区のトップ生産者のひとつってことです。
 特に上に書いたようにムーラン・ナヴァンが美味しくて、過去に何回も買って飲んでいます。ボージョレと言えば、ヌーヴォーばかりが話題先行して、ボージョレ地区で普通に作られているワインなど世間一般にはほとんど見向きもされていないのが普通ですが、しかしボージョレ地区での格付けで最上級に位置する10種類の「クリュ・ボージョレ」はコスト・パフォーマンスに優れ、逆にコスト・パフォーマンスが非常に悪いボージョレ・ヌーヴォーとは対照的になっています。


 もともとブルゴーニュでもトップクラスの実績を誇ったドメーヌであるルイ・ジャドは、1996年にシャトー・デ・ジャックを買収します。ワインの品質に重きを置くルイ・ジャドの方針で、デ・ジャックのワインはいっそうの飛躍を見せ、現在ではデ・ジャックのムーラン・ナヴァンはボージョレのみならずブルゴーニュを代表する高品質銘柄としての地歩を固めつつあります。


 で、今回買ってみたのは、クリュ・ボージョレよりはワンランク落ちるボージョレ・ヴィラージュと言う格付けのワイン。価格はムーラン・ナヴァンよりさらにいっそう安く、それだけですでにお得感があります。
 色はボージョレ・ヴィラージュとは思えないほど濃く、香りも濃密。味わいは重量感があり、空気に触れさせるとさらに果実味と複雑さが増します。


 デイリーワインとしてではなく、ブルゴーニュを代表する銘柄として勧められるワインだと思いますね。


koume