【YOMIURI ONLINE】2006年3月24日 読売新聞

ボルドーワイン委員会のクリスチャン・デルプー会長が来日し、日本のトップソムリエが選んだ手ごろな価格の「ボルドー100選」の発表など、宣伝キャンペーンを行った。 

「ボルドー100選」は、佐藤陽一氏(マクシヴァン)、中本聡文(ロオジエ)、石田博(ベージュ東京)ら日本を代表するソムリエ5人がブラインドテイスティングで、1000~2000円台の100本のワインを選んだ。辛口白、ボルドー&ボルドー・シュペリウール、右岸のコート、メドック&グラーヴ、サンテミリオン・ポムロール・フロンサック、甘口白の6つのカテゴリーから、デイリーに楽しめるコストパフォーマンスの高いワインを選んだ。 

ボルドーワインのうち、グランクリュ、クリュ・ブルジョワ、サン・テミリオンで格付けされているワインは40%にすぎず、残り60%は4000以上のシャトーが生産するワインで、生産量は1億本に達する。デルプー会長は「ボルドーワインの多様性と安定した品質の高さを選ばれたワインから知って欲しい」と話す。

2005年のボルドーワインの輸出は大幅な落ち込み傾向に歯止めがかかり、数量は前年比で3%減の171万7千ヘクトリットル、金額は4%減の 10億3200万ユーロにとどまり、減少幅は小さくなった。日本は、金額ベースで英国、米国、ベルギー、ドイツに次ぐ4番目の輸出国。金額は前年並みの1 億681万ユーロで、量は1%減だった

「ボルドー100選」はここ で紹介されている。

いつも800~1,000円台のワインを飲んでますが、美味しいもの不味いものの幅が大きい価格帯だと感じます。オーストラリアやアメリカのワインだと結構美味しいものが多いんですが。フランスのを飲みたい、それも安く、けどどれが美味しいのか分からないという初心者にはいい参考になるかもね。
まあワインに飲み慣れているソムリエが美味しいと感じる味が、果たして初心者にも美味しいと感じられるかどうかは分かりませんが・・・