何ヶ月か前、ある知り合いとワインについて話をしてたとき、ワインのおつまみってどうすればいい?という話になりました。
 その知り合いはワインについては全然知らない人だったので、ワインについてはなにやら難しいイメージを持ち、おつまみも何だか高尚なものを考えていたようですが、私が一番よく使うのはポテトチップスです。自分で作ったりとか、そんな面倒なことはしません。カルビーのうす塩。一番手っ取り早くて楽です。


 好きなものと好きなものを合わせて楽しむのは、消費者の特権です。ソムリエなどに言わせると、なんか堅苦しいことを教授されそうですが、でもソムリエだってプライベートでは結構簡単なつまみで飲んでいると思います。チーズ切るだけとか。まあ一番簡単なのは、つまみ無しですけど。
 なので、つまみは適当でも全然よろしい。合う合わないは分かりませんが、自分で家で飲む場合や内輪のホームパーティではつまみが多少合わなかろうが全然問題ないだろうし、美味しく楽しく飲めれば大成功です。うまく合えばそれでいいわけで。
 ワインを飲む際の最大のポイントは、それが形式に沿っているかどうかではなく、楽しめるかどうかです。つまみは、凝れば凝ったでそれにも楽しみはありますが、何も堅苦しく考える必要はない。まあ最小限、塩気の強いものが合うと思いますが。


 昔から本当の酒飲みは、塩をあてにして酒を飲むといいますし、まあ私は塩でワインを飲んだことはありませんが、極端に言えばそれでもありかなと。ただまー高級ワインの場合はさすがにもったいないと思いますけどね。


 ところで、今日のワインのつまみにしたのは、ハウス食品の「オーザック」というポテトチップス。それの塩カルビ味。
 これはちょっときつかったです(^^;オーザック自体は美味しくて、これの塩味やのり塩はワインに結構合ったんですけど、塩カルビ味は何だか、インスタントラーメン「出前一丁」の胡麻ラー油のような味で、これを食べた後にワインを飲むと妙に辛味が増幅されてちょっと嫌でした。辛いというか、なんかすごくきつい胡椒のような風味。ちなみにワインは、フランスのデイリーワインでぶどうはシラー+グルナッシュ。胡椒みたい感じの、スパイシーなのが好きな方ならば是非どうぞ。


koume