日本はまだ30度越えの猛暑だそうで

お察しいたします。
ドイツは一気に秋めいてきて、半そでではちょっと寒いくらいです。
午前10時現在、15度しかありません。
もう1回くらい屋外プールに行きたかったよ

さてさて。
ドイツ生活のなかで、時折感じるMADE IN JAPANの素晴らしさ。
たとえば紙製品。
ドイツの紙製品は値段も高いし質も悪い。
ドイツに来たころは、あまりのトイレットペーパーの硬さに、
おしりが剥けるかと思ったものです

ポケットティッシュも紙ナプキンのような厚手のものしかないので
ローションティッシュでやさしく鼻をかんでいる日本人には
かなりのカルチャーショックです

そして生理用品。
日本ほどバリエーションに富んだ国はないと、海外に来てようやくわかりました。
長時間座ってる人用、とか、動き回る人用、とか、夜用超ロングガード!みたいな
親切なナプキンはこちらにはありません。
「多い」「ふつう」「昼」「夜」 それくらいなもんです。
そして、基本的にはナプキンよりもタンポンが主流のようです。
しかし、タンポンもアプリケーターなしで、ただ突っ込んで終わり、
(下品ですいません)というタイプが主流なのです。
私には恐ろしくて使えません。 笑
料理用のラップも、すごいです。
日本のようにパリっと切れて、ピタっとつくラップはありません。
そして、質が悪いうえに箱のギザギザも弱いので、
使っている途中で箱の方が負けて、歯がとれたり箱が潰れたりします。
投げつけたくなるほどのストレス!!!

そこで、私は「無印のラップ用ケース(プラスチック)がいいらしい」との
情報を得て、デュッセルドルフの無印良品に走りました。
ドイツの銀座ともいわれる、(日本人が言ってるだけだけど)
高級ブランド立ち並ぶケーニヒスアレーの
一角、ケーギャラリーの中に無印良品があります。
値段はだいたい日本の1.5倍か2倍くらい。
ドイツ人にとっては日本製の高級雑貨店なので、
接客も丁寧だし、お客さんもお金持ちそうな人が多かったり。
ラップケースは人気商品のようで、レジ前にたくさん陳列されていました。
4.5ユーロくらいだったか。(500円ちょっと)
使い心地はなかなかで、ドイツの粗悪なラップに負けることなく
頑張っています。ドラッグストアやスーパーで売ってるラップ
(私のはDMで買ったラップ)でも使えました。 おすすめです

今回のラップの件に限らず、困ったときは多少高くても
無印に行って探してみる、というのが私の生活術(?)で、
デュッセルに無印があることは本当にありがたいことです。
そしてまたここ最近困ったことがありました。
日本から持ってきていたヘアゴムがとうとう切れてしまったのです。
私は中途半端な髪の長さなので、いつも手首にヘアゴムをしていて、
邪魔な時、暑いときにササっと髪を縛るようにしているので、
手首に通してちょうどいい太さ(若干余裕があって締め付けられない)で、
ゴムの質も良くてベロベロになったりすぐに切れたりしないヘアゴムを
ドイツで探したのですが、全然見つからず。
その辺で売っているものは、わっかが小さくて手首に巻くと血が止まるし、
2~3回使っただけでゴムが切れたりビロビロに伸びたり。
輪っかになっていない1本のゴムを買ってきて自分で結べばいいんですが、
なんか、そこはこだわりで、わっかに結び目のダンゴが出来るのが嫌だったりして。
(どーでもいいことですけど)
そこでまた無印に駆け込みです。
ありました、ありました。私の求めていたヘアゴムが。
太さも十分、強度も十分、輪っかの大きさも締め付けないベストサイズです。
1本1.5ユーロとちょっとヘアゴムにしては高級ですが、
丈夫で長く使えるのでぜんぜん高くはありません。
無印さん、ありがとう

左 某ドラッグストアで買ったヘアゴムと、某アクセサリー店で買ったヘアゴム
(ドイツのやつとイギリスのやつ。どっちもすぐ切れる)
右 無印のヘアゴム。1本1.5ユーロ。安心のMADE IN JAPAN
日本ほど、「ものを便利にしたい」「品質を良くしたい」ということに
こだわる国は他にはないと思います。
ドイツにいると「こんなのでよくガマンしてるね?もう少し使いやすく
改良すれば?!」とつっこみたくなることがしょっちゅうあります。
でも、日本の便利なものがそこまで海外で普及していないことを
考えると、日本人ほど「便利」や「品質」にこだわらないお国柄と
いうことなんですかね。
「白アスパラ自動皮むき機」みたいに、好きなものにだけは
極端にこだわるようですが・・・ 笑