翌7日目は電車に乗って帰るだけなので、
実質の最終日。
(長くなりそうなので記事を2つに分けます。)
この日はまた電車でボーデン湖沿いのスイス方面へのお出かけです。
オーストリア側からまわって約1時間かけて最初の目的地、
ザンクトガレンに到着。
スイス ♪ スイス ♪
駅周辺は大きな建物も多く結構都会です。
この街は7世紀からの歴史がある古都で、
世界遺産である修道院図書館と大聖堂があります。
図書館には8世紀から12世紀の古い写本など10万冊を超える
スイスの貴重な蔵書が保管されています。
しかもロココ様式の大変美しい図書館としてドイツのガイドブックにも
大きく写真が載っていて、絶対訪れたいと思っていた場所の一つ。
駅から10分ほど歩いて修道院のお庭に到着。
この一角に大聖堂もあります。
外観からしてゴージャス。
大聖堂の中は後でゆっくり見学するとして、
まずは図書館へ。
図書館の中は今も貴重な蔵書があるため、
写真撮影厳禁、土足厳禁(備え付けのスリッパで見学)。
myswitzerland.com からお借りした画像
本棚の一つ一つの装飾や、手すりの曲線、天井絵の美しさ・・・
宮殿のような煌びやかな空間なのに、修道院の図書館だなんて
不思議。
実際に本を手に取ることはできませんが、いくつかの本が
ケースのなかに展示されていたり、古い地球儀のレプリカが
あったりして、おもしろかったです。
(地下の資料館にも蔵書の展示あり)
そのあとはお隣の大聖堂へ。
これでもか~!といわんばかりのバロック様式。
現在の建物は後期バロックのもので1755年~69年に建てられたそう。
そして、中もすごいですよ。
ロココ様式のゴージャスな教会と言えば、ドイツではヴィース教会が
有名ですが、こちらもかなりゴージャスです。
天井もどーーん。
細工が細かくて本当にきれいです。
天使たちもひとりひとり表情が違います。
残念ながらこの日は、奥半分が改修工事中で
祭壇の周りしか見学できなかったのですが、
今までたくさん見てきた教会の中でも、かなり豪華で印象的な
教会でした。
個人的にはもう少しシンプルな教会の方が好きですが・・・ 笑
ザンクトガレンの街をしばし散策したのち、
また電車に乗ってボーデン湖から少し奥まった山岳地方へ
向かいます。
目指すは古き良きスイスの生活が残るアッペンツェル地方。
今回私がどうしても行ってみたかった場所です。
6日目後半へつづきます。