ボーデン湖旅行(3日目) | ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

ドイツ・メアブッシュにて☆2人と2匹で暮らすドイツ

2012年3月末、
旦那様の転勤でチワワ2匹を連れて神奈川県から
ドイツ・メアブッシュ市へ引っ越してきました。
初の海外生活でわからないことだらけで
ドキドキの毎日です。。。
日々の珍道中、犬のことなど綴っていきます。

さて3日目です。

この日は、電車とバスを乗り継いで、

スイスとオーストリアの間にある小国リヒテンシュタインへ向かいます。

リヒテンシュタインは、バチカン・モナコ・サンマリノに次ぐヨーロッパ第4の

小国で、総面積160㎢、人口約34000人。

切手の生産で有名なほか、法人税の安さからペーパーカンパニーが

多い国でもあります。

で、みどころは? というと、これといってナシ。

スイスのガイドブックに、わずか3ページほどしか紹介されていない、

なんともさびしい小国。

でも、きっと今回訪れなければ一生行くこともなさそうということで、

ちょっくら覗きに行ってみることにしました。



オーストリアのブレゲンツで電車を乗り換え、フェルトキルヒという小さな町で

バスに乗り換え。

途中シャーンという町のターミナルでファドゥーツ行きのバスに乗り換え。

なんだかんだ乗継にも時間がかかり、3時間ほどかかって首都ファドゥーツに

到着。

街のツーリストインフォメーション。


ここでハガキを買い、リヒテンシュタインの名産品(?)である切手を貼って


自宅あてに出しました。


(後日、私たちの帰宅より先に届いていました。)


こういう形のお土産もいいですね。



街中にも、切手が色々なところに描かれていて、切手ファンにはたまらないかも。



切手博物館もあります。


お昼休憩で閉館していたため時間が合わずに中には入れませんでしたが。


こじんまりとした資料館といった感じです。



リヒテンシュタインはスイスほどではありませんが、物価は高め。


カフェでサンドイッチ(手の込んだものではありましたが)と、ビールを頼んで


13ユーロ(日本円で1700円くらい)かかりました。


観光客向けのカフェだったので、さらにお高めだったのかもしれませんが。


ドイツの物価に慣れていると、少々怯みます。。。


ランチのあとは、山の上にあるファドゥーツ城へ向かってみます。



山の上にあるお城。現在も侯爵一家のお住まいで、中を見学することはできません。


が、唯一(?)の名所なので、近くまで行ってみることに。



頑張って登り始めたものの、気温は30度以上、結構な勾配で、しんどい・・・・


ワンコたちも辛そう。


休み休み、木陰を選びながら。 湧水に手を浸したりしながら・・・・


山頂が近くなり、木々が開けてくると、ファドゥーツの町が見下ろせます。


赤レンガで統一されたドイツの古い町並みなどに比べると、ちょっと色気がない。。。笑


でも、山々に囲まれたのどかな風景は、

日本の里山のようでもありなんだか懐かしいです。


山の上のお城。


装飾もなくとてもシンプル。


敷地内には入れません。


暑さもあり、人間も犬もバテバテなうえ、それほどの感動もなく(笑)、


またのんびり下山。


犬たちのバテ具合がひどく、熱中症の危険も考慮して、


帰りはキャリーにいれて下ります。


30度越えの猛暑の中、足場の悪い山道を犬を抱えて歩き続ける・・・


なに、この苦行(笑)!!


でも、こーいう、あとになって「あれ何だったんだろね」っていうエピソードが


旅で一番おもしろいんです。


リヒテンシュタインを思い出すとき、この山道とヘロヘロの犬たちのことを


真っ先に思い浮かべることでしょう。


下山して少しお土産物屋さんを覗くも、スイス土産やドイツ土産ばかり。


独自に作っているものなどほとんどないようです。


数時間で街見物(国見物)も終わり、帰りのバスへ。


途中またシャーンで乗り換え。


切り立った山に囲まれていて、首都ファドゥーツよりも、雰囲気があります。


バスターミナルの向かいには鉄道の駅もありました。


リヒテンシュタイン独自の鉄道はないようで、ここはオーストリア国鉄の線路だそう。


駅にはまったく人気がなく、電車が通る気配も全くありませんでしたが。


そんなこんなで、リンダウへと帰還。


リヒテンシュタインに行ってきた感想は、


「ほぼ何もない」


「ヨーロッパの小国に興味がある、小国巡りをするのが趣味、


または、小国を含め、全ヨーロッパを制覇したい!、


という人以外にはお勧めしない」


という感じですかね。笑


ネタとして周りに自慢はできるんじゃないですかね。 笑




夕方、あまりに暑いので、旅行中一度はやってみたかった、ボーデン湖での


海水浴ならぬ、湖水浴に行きました。


注※右端のおっさんはKさんではありません。



有料のビーチもあるようですが、そこらじゅうで泳いでいる人がいるので


私たちも適当な浜から入水。


さすがに湖の水は冷たい!


そして、河原と同様に足元はヌルヌルした岩場だったりして結構危険!


Kさんは足の裏を負傷しました・・・


結論。


「プールのほうがいいね。」


(この時のフラストレーションから、旅行後すぐに近所のプールに駆け込むこととなる)


4日目に続きます。。。